“同時多発キス”の勃発は前シーズン超え! 中町綾&とうあの“的確コメント”で振り返る『シャッフルアイランド Season5』
『シャッフルアイランド』(ABEMA)と過ごす夏が、また今年も終わってしまうーー。
南国に浮かぶ、ふたつの島。Island BLUEとIsland PINKに集まった男女16名が、“シャッフル”のシステムに翻弄されながら、7泊8日のラブバカンスを通して、運命の恋を見つけ出す同番組。シャッフルタイム以外での島の移動は禁止されているほか、最終日に告白できるのは、同じ島にいる男女のみという、なんとも非情なルール設定である。
メンバーの恋も佳境を迎え、8月30日にはいよいよ“Season5”の最終話を放送。一抹の寂しさを覚えていたのだが、うれしいことに、番組ファンである動画クリエイター・中町綾と“とうあ”の“とうあや”仲よしコンビが、ここまでのハイライトを振り返る企画を実施してくれた。
同企画で特に最高だったのが、“誰が自分を女にしてくれるのか?”という、とうあやのスタンスが終始貫かれているところ。島にいる男女双方に対してフラットなコメントが求められる、屋敷裕政(ニューヨーク)らスタジオメンバーに対して、とうあやはあくまで番組の一視聴者であり、自由の身。結果、特に女子メンバーに感情移入し、週末のワンルームで次々に飛び交うような、脊髄反射レベルでのわかりやすいコメントで我々を楽しませてくれるのだ。
たいしろう&アレック、COCOを巡ってマッチョ包囲網「マジでCOCOちゃんになりたい」
そんなとうあやが、ふたり揃って顔面がタイプだと語ったのが、たいしろう(パーソナルトレーナー)。一方、性格面でそのロマンチストぶりに惚れ込んだのが、アレック(パーソナルトレーナー)。職業もお揃いのこのふたり、実はCOCO(タレント)という同じ女子を巡って三角関係に。マッチョ同士による、熾烈な恋のバトルを繰り広げているのだ。
彼女と先に出会ったのは、アレックの方。今シーズンから登場した第3の島・Island PURPLEにて、1日目夜にふたりきりでの時間を過ごす。ほかの14名とはまったく異なる出会い方をしただけに、自然とお互いを強く意識するのも無理はない。翌朝、アレックはPINK島、COCOはBLUE島へとそれぞれ旅立ったのだが、今度はCOCOが上陸した先でアプローチを繰り返したのが、たいしろう。アレックが運に見放され、PINK島滞在の長期化を強いられるなか、確実にCOCOの意識を引っ張っていった。
その後、5日目夜に発生したPURPLE島での全員集合パーティ、ならびに“全員シャッフル”にて、この3名ともが同じBLUE島に集結。となると予想通り、たいしろうとアレックが、COCOを巡って勝負するわけである。だが、ここで軍配が上がるのは、恋の戦況的に劣勢に見えつつあったアレック。そして現在、巷を騒がせている、あのジャグジーデートに突入するわけである。6日目の夜。ネオンが色めく扇情的なジャグジーバスで、スイッチが入ってしまった勝者・アレックと女神・COCO。何度も交わされる大人なキスを見て、とうあやも「う〜わっ」と腹の奥底から出る方の声で感嘆する。「これ長いのよ」「ハムってる」と終始、ご満悦な様子だった。
恋愛をするとき、楽しさや安心、そしてドキドキのどちらを選ぶかは永遠の命題だが、『シャッフルアイランド』においては、後者の一点突破でしかない。前述の、“誰が自分を女にしてくれるのか?”問題でいえば、ここでの大正解はアレック。たいしろうが必死に頑張るほど、アレックに余裕があるように見えてしまうし、それは逆も然り。そんなことを考えながらも「マジでCOCOちゃんになりたい」と、自身もマッチョに求められたい欲を静かに爆発させる“とうあ”なのであった。