「アイドル経験者舐めんなよ」元バイトAKB所属チームに険悪なムード漂う 『Dark Idol』5話

『Dark Idol』5話

 前週、第一印象だけで40名をランキング化したファーストランキングの1位と40位、2位と39位……というように上位と下位が歌、ダンス、フリーアピールの3ジャンルで1分間対決する1st Stageタイマンバトルが終了。

 今週からはランキング順に並んだ参加者5人1組によるグループバトルが行なわれた。

 ただ、このグループバトル、2時間という限られた時間の中で、参加者は一致団結し、フリ入れから歌入れ、フォーメーションの調整までを行なわなければならないというなかなかに酷な条件。課題曲であるNiziUの「Take a picture」に取り組んだ。

 アイドル経験者・前垣さらがリーダーを務めたAチームは、トップバッターにも関わらず合計464点を獲得するという高得点スタート。続くBチームは、アイドル経験者でキャバ嬢の星野ティナやダンス講師・小熊あれいを筆頭に、会場との一体感を目指したパフォーマンスを披露。しかし、盛り上げようという気概はあるものの振りのミスが目立ったとの理由で458点止まり。Aチームを越えることはできなかった。

 そんななか、印象的だったのがCチームだった。Cチームは、173cmの高身長ゆえにアイドルの夢を諦めた橋本萌歌、事務所の所属直前に白紙になった朝比奈紗杏、過去3つのアイドルグループを経験したことのある奈良怜那、アイドルの夢を諦めきれない福島琉愛、元バイトAKBだった木下真佑の5名で構成。個性と我が強いメンバーが集結した。

 その結果、練習は難航。それぞれが意見するため、なかなか話がまとまらない。たとえば、奈良がフォーメーションや振り付けに関して案を出すも、メンバーは流すように聞いたり、「どういうこと?」とつっかかったり……。これに対して奈良はVTRにて「ムカつきました」「アイドル経験者舐めんなよって」と涙を浮かべながら悔しそうに語った。

 「揉めている場合ではない」と誰もが気づいているのにも関わらず、勝ち残りたいという気持ちから焦りと険悪なムードが漂っている印象を受けた。

 そんなCチーム、いまいちまとまりきらないままパフォーマンスの時間を迎えたのだが、ステージでは482点とまさかの高得点。ストレートに2ndステージ突破を確定させ、AチームとBチームに下剋上を果たした。この展開にはメンバー自身も驚き。一筋縄では行かなかったからこそ、涙を浮かべていたメンバーもいた。

 次週は、Dチーム、そして敗者復活の即席チームがチャレンジ予定。果たして2ndステージを突破する残りの2組はどこになるのか。目が離せなそうだ。

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