曽祖母から受け継いだ“築200年”の巨大な廃墟復活劇 孫も驚いた明治時代のお宝も?

明治時代のお宝も 築200年の家でしかありえない出来事

 また、このチャンネルの大きな見どころとしては、“築200年の一軒家”でないとありえない出来事がたびたび起きるところだ。

 2022年7月20日に投稿された「いくらになる?廃墟の中から140年前のお宝を発見しました。【明治12年】【113日目】」という動画では、2階の納屋を片付けることに。ガラクタばかりかと思いきや、蚕の糸巻き機、見たこともないタバコ、昭和12年の新聞、明治30年のノート、金に輝く掛け軸など、20代の孫たちが思わず「すげぇ……」を唸ってしまうようなアイテムがザクザク出てくる。

いくらになる?廃墟の中から140年前のお宝を発見しました。【明治12年】【113日目】

 また、この品物に対してコメントで「観光地で売ってる絵葉書だと思われます」「グリーンの工具は蚕の繭を綺麗にするものです」「最後のは煙管筒と煙草入れですね」と、視聴者が補足で解説してくれているのも動画をより楽しく見ることができるポイントだ。

【総額〇〇万円】廃墟のゴミを売りに行ったらすごい金額になりました!!【127日目】

 2022年8月22日に投稿された「【総額〇〇万円】廃墟のゴミを売りに行ったらすごい金額になりました!!【127日目】」という動画では、掃除によって発生したゴミの買取価格を公表。復興作業のなかでもゴミの処分に関してはかなり苦労していたようだが、軽トラ3台分の鉄屑の買取価格は26570円となった。

 だが、逆に2年間ゴミの処理にかかったお金は100万円以上とも明かしている。並の覚悟がなければ、これほど大きな廃墟を復活させることはできないだろう。

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 プロジェクトを開始してから2年以上経ち、古民家は2025年4月にオープン予定と目処が立ってきたようだ。廃墟自体に魅力があるのもそうだが、実際に血のつながっている孫たちが長いときを経て受け継いだ建物を復活させるというストーリーも、とてもドラマチックに感じる。

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 廃墟の近所に住んでいる住人も「こりゃあ(ばあちゃんも)天国で喜んでるわ」「毎回ここを通るのが楽しみだ」と声をかけ、この孫たちを応援している。視聴者から見ても、とても心温まるプロジェクトとなっており、応援したくなるのだろう。

 DIYの経験もない孫たちがいろんな人の力を借りて再建している、曽祖母の家がどうなるのか。動画を通して応援していきたい。

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