ME:I、猫ミーム、平成女児、BeRealなど……「10代女子が選ぶトレンドランキング」発表

コト部門は「猫ミーム」と、話題になった映画がランクイン

1位:猫ミーム(45.5%)

 TikTokをはじめ、YouTubeやX上でも大流行した猫ミームが1位に。クスッと笑ってしまうようなエピソード、あるあるネタなどを、ミームになった猫の画像/動画の素材を使って、コメントやキャプションをつけて制作された動画が流行した。10代女子が口を揃えて「自分で動画を作ったりはしないけど、とにかくSNSでよく流れてきた」と回答していた。

2位:あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(28.4%)

 2位には興行収入40億円以上を記録した大ヒット作がランクイン。本作は福原遥・水上恒司主演の、戦時中の日本にタイムスリップした女子高生と、特攻隊員の青年の恋を描いたラブストーリー。映画の公開は2023年12月8日だったものの、徐々に人気が高まり2024年の上半期も10代女子の間で話題に。「切ないストーリーに心を打たれた」「周りの友達がみんな見に行っていた」などの声が挙がった。

3位:変な家(28.0%)

 本作はYouTubeで再生回数2000万回を超えたミステリー動画の映画化作品。YouTuber・雨穴(うけつ)が3年ほど前にWEBメディアで公開した記事「不動産ミステリー 変な家」をベースにした内容となっている。独特な世界観と、ホラーテイストの見ごたえのあるストーリーに好奇心を刺激された10代女子が多いようだ。

モノ部門は「平成女児」がランクイン Y2Kブームの影響か

1位:ハッピーセット「ハローキティ50周年」(28.3%)

 マクドナルド「ハッピーセット」とハローキティ50周年を記念したコラボレーションが堂々の1位に。セットのおまけとしてついてくる全50種類のキティのぬいぐるみがかわいいと10代女子の間で人気を博した。その人気ぶりに「ぬいぐるみが欲しくてマックをハシゴしたけど、全然買えなかった」という声も。

2位:平成女児チョコ(27.1%)

 「平成女児チョコ」とは、平成に小学生の女の子が作っていたような、溶かしたチョコをアルミカップに流し入れ、上からカラフルなスプレーチョコや銀色のアラザンをふりかけた手作りチョコのことで、バレンタインデーに話題となった。小学生当時にそのチョコを作っていたミレニアム世代からは「懐かしい!」という声が挙がったが、Y2Kブームが続いている10代女子にも刺さったようだ。

3位:アサイーボウル(24.9%)

 2013年頃に大きなブームを巻き起こしたアサイーボウルの人気が再燃。とくに表参道では専門店がひしめき合い、行列ができるほどの人気ぶりだ。SNSで話題となった「THE_B」や 2024年4月にオープンしたハワイの大人気店「ラニカイジュー ス」など、人気の専門店が増えており、これからもブームは続きそうだ。

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