総勢40名の男性ライバーが配信とリアルで激突 17LIVEの『男祭り 2024』レポート
17LIVEが主催する男性限定のリアルイベント『男祭り 2024 supported by smart』が、2024年5月15日にZepp DiverCity(TOKYO) にて開催され、ライバーの「Singer_下川敦」が頂点に輝いた。
17LIVE初の男性ライバー限定ランウェイイベントとして、2019年に初開催となった『男祭り』。総勢40名のライバーが配信とリアルで熱い戦いを繰り広げ、1位〜5位に入賞となったライバーにはメンズファッション誌『smart』誌面掲載権がプライズとして贈られる。
ファイナルバトルのデッドヒートを勝ち抜き、王者になった瞬間、男泣きを見せた下川は、表彰式にて「応援してくれたみなさんのおかげで勝利を掴むことができました」「まだまだなライバーなんですけど、僕のことを応援してくれているみなさんは最強です」とリスナーに目一杯の感謝を告げる。贈られたチャンピオンベルトに下川は「めちゃくちゃ重たいです」とリスナーの愛を感じつつ、「とんでもない1位という結果をありがとうございます!」と満面の笑みで叫んだ。
惜しくも2位となった「djskal385」(以下、スコール)は、昨年癌の闘病の末に天国へと旅立ったリスナーに思いを馳せる。そのリスナーとの出会いをきっかけに毎日配信をはじめ、さらに多くの視聴者に認知されるようになった。スコールは、「いい景色を見せてあげたいし、そのためにこの1年は配信を休まず頑張ってきた」とこれまでを振り返りながら、諦めずに配信をしていけばその先で夢を掴むことができることを証明して見せた。
ファイナルバトルで一時はトップに躍り出るも3位という結果に留まった「高橋直気naoki」は、リスナーに感謝を示し「まだまだこれからもドラマを作っていきましょう」と気持ちを新たにする。ファイナルバトルでのランク急上昇では、リスナーと「見えない約束をしていた」と明かし、モデルとしても活躍している高橋は、来年の出場に向けて「活動の場を広げたい」と意欲を示した。
『男祭り 2024』は個人戦のみならず、参加ライバー40名が「Team Blue」「Team Red」に分かれたチーム戦としても戦いが進んでいくことが大きな特徴。「オープニングランウェイ」や「口上バトル」を経て、最もチーム戦として盛り上がったのが「綱引きバトル」だった。接戦の末に、青チームが勝利したものの、赤チームの「一 CUTMAN 一」の白塗りメイクが汗で落ちていったり、チーム一丸となった青チームが抱き合って喜びを表すなど、『男祭り』特有の汗臭さ、熱いパッションが表れた瞬間だったように思える。あまりにも体力を消耗したため、綱引きバトルの参加者は、その後の「ダーツ対決」や「パンチングマシン対決」、さらに配信に大きな影響が出るなど、一部では来年は綱引きバトルの中止の声も挙がるほどだったが、『男祭り 2025』ではどうなるのだろうか。
また、会場には『男祭り 2024』に華を添える女性ライバーが応援団として出席。各チームの応援上位2名が綱引き対決の際にステージ上で男性ライバーたちに黄色い声援を送った。配信終了後、男性ライバーが会場に駆けつけてくれた応援団や同じチームのライバーたちと健闘を讃えあっていたのを見て、ここまで『男祭り』が毎年続いてきた理由が理解できた気がした。
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