『恋ステ 2024冬』最終話ーーオリックス宮城大弥の妹の“告白の答え”は? 「最後まで悩んだ」

 次に告白を待つのはるな。前日の宣言通りにとしきは現れたものの、かいらと(市原 志音)の姿はない。やよい(宮城 弥生)の元にかいらとしおんが向かったことが明らかになり、スタジオもまさかの展開に騒然とする。

 としきは、「今も最初から変わらずにルナのことが大好きです。昨日、ルナに聞いてもらった曲がるなへの想いです」と切り出し、「よければ、俺と付き合ってください」と真剣に告白した。

 るなは、としきの一途な想いに感謝しつつも、「でもわたしは他に好きな人がいて、とっぴーと付き合うことはできません。ここまできてくれて本当にありがとう」と、胸の内を明かす。としきの真っ直ぐな想いを知っていたらこそ、誰よりもるな自身が一番辛そうな場面だったように思えた。

 のちの個人インタビューで、「正直なこと言うと、自分ではないんやろうなっていうのは気づいてて。辛くなかったって言ったら嘘になるけど。るなには、ちゃんと自分が好きになった人と向き合って欲しい」と、るなの幸せを願う言葉を贈ったとしき。彼には幸せになって欲しいと心から思う。

 そして、るなの気になる相手はかいらだったようだ。るなもインタビューで「かいら君にきてほしかった。最後は揺れちゃって……しおん君と。もっとできることがあったなって」と、正直な気持ちをコメント。「めっちゃ恋してましたね、気づいたら」と恋の深さを実感しつつ、最後には「マジ彼氏欲しい!」とギャルマインドが込められた発言で締めくくった。

 一方、やよいのもとにはしおんとかいらが現れた。『恋ステ 2024冬』のクライマックスとも言える展開に、視聴者も釘付けになったのではないか。

 しおんは「他の誰にも取られたくなかったから、手を繋ぎました」と気持ちを伝え、「大好きです。付き合ってください」と告白。

 かいらは「最後まで不安にさせちゃってごめんなさい」と謝罪しつつ、「自分の冷たくなった手をなにも言わずにそっと包み込んでくれたり。そういう優しさに惹かれました。これからずっと支え合って、高めていけるような関係になりたいと思ってます」と、やよいへの想いを語った。

 2人の想いに触れたやよいは、葛藤した様子で「2人とも良いところがあるから、最後まで悩みました」と打ち明ける。そして、「わたしはかいらが好きです。なので、今のしおんの気持ちに応えることはできないです」と、かいらへの想いを選んだ。

 振られたしおんは、「真横に自分が好きになった人がいて、結構悔しいですね」と、複雑な心情を吐露した。一方、やよいと両思いになったかいらは、「正直不安やった」と嬉しさのあまり涙を流す。そんなかいらに、やよいは「どうする?『カレカノ』になったよ」と、新たな関係の始まりを可愛らしく告げた。

 最終話のスタジオトークには、カップルとなったやよいとかいらが登場。ラブラブな2人の姿に、スタジオからは祝福の拍手が送られた。

 成立カップルは1組となり、甘酸っぱくも切ない恋模様絵をリアルに切り取った結果となった『恋ステ2024冬』。青春の機微を丁寧に映し出した、視聴者にとっても記憶に残る一作となったに違いない。番組を通じて芽生えた恋や友情は、彼らの人生に確かな影響を与えたようだ。それぞれの道を歩み始めた、彼らの今後を温かく見守っていこう。

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