東海オンエア・てつや、ヒカルなども参入 YouTuber×ホテル事業のメリット・デメリットとは
一方で、てつやのホテルではオープン早々問題が勃発。なんと宿泊者のみが購入できるアイテムが高値で転売されるという、悲しい出来事が判明したのだ。てつやは運営開始2日で起きた転売について即座にXで言及し、「出品者を特定でき次第、ブラックリスト入り(未来永劫宿泊予約不可)する予定です。」と投稿。法的措置を視野に入れていることを明かすと同時に、「在庫に限りがある商品ではないので誰も買わなければ転売を目的とした宿泊者もいなくなります」と、転売品を購入しないよう呼びかけたのだった。
限定グッズの高額転売は人気YouTuberが手がけたからこそ起きたものといえるが、グッズの転売以外にもデメリットとなり得るものがある。将来的に彼らの施設で宿泊者が悪質なイタズラをし、ほかの利用客に影響が出るほか、事故が起こるといったトラブルがあれば、オーナーであるYouTuberもそれ相当のダメージを受けることもあるだろう。
ほてる小柳津の事例からもわかるように、YouTuberの宿泊事業にはメリット・デメリットがつきものだ。しかしながら、いまのところグッズの高額転売以外にはデメリットは感じられず、メリットの方が大きい模様。ファンとの繋がりを持てる新たなフォーマットとして、今後も宿泊事業に挑戦するYouTuberが増えていくかもしれない。
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