元サッカー日本代表でタレントの槙野智章が、約1700万円で最近購入したばかりの愛車「テスラ新型モデルX」がド派手な外装に生まれ変わったことをYouTubeの動画で報告した。

　槙野は2023年12月27日、公式YouTubeチャンネル「槙野智章の俺じゃけん」に公開した動画で、車体価格1446万9000円にオプション費用を加えた約1700万円を投じ、およそ7年間愛用していた「テスラ モデルX」から同車の新型に買い替えると宣言。同月31日に公開した動画では、納車されたばかりの実車を紹介していた。そんな新たなマイカーが早速、“槙野色”に染められた。

　2024年3月5日に公開した「【異次元のデザイン】納車したばかりのテスラを大改造｜槙野がこだわりまくった愛車の新デザインを公開！」と題した動画で槙野は、板金塗装などを行う神奈川県・厚木市の自動車修理工場「UMB Group」へとやってきた。目的は、シンプルなホワイトのボディーカラーから新たな色に変色した「テスラ新型モデルX」を引き取るためだ。

　槙野は「その年の流行だとか、自分の好きなユニフォームの柄だとか、ファッションのトレンドだとか、そういうのにアンテナ張って見つけながらそれを車に写してきた」と説明。これまで愛車の外装を赤・黄色・迷彩・マットシルバー・マットブラックと様々な色に変化させてきたとした上で、「今回、それとは全く違うやつ（色）だから楽しみでしょ？」と期待を煽る。

　そしてお披露目された「テスラ新型モデルX」は、鮮やかなマットグリーンに変貌を遂げていた。その出来栄えに槙野は「うわー！　やってるわ、これ！」と絶叫し、「なにこれ！？　想像以上だわ、マジで！」「かっけぇ！」と大はしゃぎした。ちなみに、この色をチョイスした理由は「最近、緑が大好きでして」とのことで、この日装着していた腕時計も緑色であると説明していた。

　今まで車の外観を変更する手段としてカーラッピングを選択してきた槙野だが、ラッピングには夏の暑さで浮きが生じたり、高速道路走行中の飛石で破損したりしたと、少なからず難点もあったという。そこで今回は、塗って剥がせる塗料「ラバーディップ」を採用。この塗料を施す際には、ボディーの上にゴムの塗装を8度行い、その上からグリーンの塗料を塗布するという特殊な工程を踏むそうだ。そのおかげで、飽きたら剥がして別の色変えられるだけでなく、キズも付きにくいのだとか。仮に一部が損傷したとしても、カーラッピングであれば全て貼り直さなければいけないところ、当該箇所だけ塗り直せば見栄えも変わらないというのもメリットの一つだ。

　こうして模様替えした槙野の「テスラ新型モデルX」に対し、コメント欄には「うわーこの色めっちゃいいなぁ マット調なのもよい」「マッドグリーンカッコ良すぎ」「エコ感もあってグリーンのテスラ最高」など、称賛の声が相次いでいる。

　ちなみに、今回のカスタムを通して、新技術「ラバーディップ」の利点を知った槙野は「あれもやりたいこれもやりたいっていうっていう欲が増えてくるかもしれない」とニヤリ。カメラマンが「また半年後くらいには（車の色が）変わってるかもしれない」と予測すると、「いや、そう」と同意し、「まずはこれを楽しんで、自分のなにでまた新しいトレンドの色が来るだとか、『これ入れたいな』みたいなのがあったら良いですよね」と話していた。

　半年後、「テスラ新型モデルX」が迷彩やマットシルバー、マットグリーンを超える奇抜なイメチェンを果たしていることを期待したい。