レイザーラモンRG、40年前の激レアバイクを披露 近未来を意識したデザインを視聴者絶賛
お笑い芸人のレイザーラモンRGが、“ハンバーグ師匠”ことスピードワゴン・井戸田潤のYouTubeチャンネルに公開された動画に出演し、愛用のバイク「ベスパ T5」を紹介した。
2024年2月23日、「ハンバーグ師匠チャンネル」に投稿された「【ベスパあるある】演歌界の大御所が乗っているVespa T5とは」と題した動画でRGは、井戸田のガレージを訪問。三台所有しているというバイクのうちの一台「ベスパ T5」をお披露目した。井戸田が「ベスパは俺も見たことしかないけど、この『T5』っていうのはあんまりなくない?」とその希少性を指摘すると、RGは「マジで激珍しい車種です」と誇らしげに語った。
RGいわく、同バイクは「1985年頃に発売された近未来を意識したモデル」とのこと。そのためホイールには、漫画『AKIRA』に登場する「金田バイク」を彷彿とさせる近未来的デザインのカバーが搭載されていた。このカバーを指して井戸田が「賛否分かれがちだね」と言った際、RGは「ヴィンテージっぽく乗りたい人たちにとっては『なんだそれ』と言われる」と同意するも、「僕はこれが堪んなくて」と、自身の嗜好に合致していると説く。
RGが好きな車は1981年に発売された「いすゞ・ピアッツァ」だという。角ばったボディーが主流だった80年代国産車の流行を踏襲しつつも、流麗なウェッジシェイプのデザインを採用しているあたり、来るべき21世紀に備えるような先進性を感じさせるヴィンテージカーだ。「頑張って未来に行こうとしている」。そんな往年の名車との共通点が、「ベスパ T5」にRGが引き寄せられた理由のようだ。
なお、RGがベスパ T5を購入するに至ったのは、ベスパ乗りである野生爆弾のくっきー!から「お前もベスパ買えよ」と促されたことがきっかけだったそう。そこで、Yahoo!オークションを利用したところ、15万円で出品されている同バイクを発見。他のユーザーと競り合いの末に30万円で落札したのだが、届いた車体にはエンジンなどの部品が全く備えられておらず「超ジャンク品だった」のだとか。そのため、エンジンを乗せ換えるなど様々な箇所を直していき、「なんやかんや100万円いきました」と明かした。
手間暇かけて走れる状態にしただけに愛着も強い。ためしにエンジンをかけてみたところ、この日は調子が悪いのか、なかなかかからない。しかしRGは、イライラすることもなく「これが可愛いですよね」と微笑み「どうした今日? 機嫌悪いのか?」と優しく語りかけた。そして直後にエンジンが無事かかり、その存在感のある音が鳴り響くと「うるさいですよね、色々。これがメカメカしくていいですよね」と嬉しそうにしていた。
今回の動画に対して、視聴者からは「これは面白いデザインだなぁ、80年代感分かる」「バイクって奥が深いですね!」といった声が寄せられている。
今回のRGの40年近く前のマシン「ベスパ T5」をはじめ、井戸田のYouTubeチャンネルでは様々な著名人がバイクを披露している。バイク好きには堪らない内容となっているため、定期的に動画をチェックしてみよう。