『パルワールド』にドハマりする配信者が続出 ホロライブではStartendがまさかの再集結
各コミュニティで専用サーバーが設立 ホロライブでは偶然にも“スタテン”が再集結
ホロライブ・ぶいすぽっ!といったバーチャルタレント事務所やストリーマーサーバー企画を運営するVAULTROOMなどでは、それぞれが専用サーバーを建てて所属タレントやストリーマーたちにプレイさせるようになり、多くのリスナーや興味あるゲーマーらを惹きつけることになった。
SNSで大々的に告知することはなかったが、VAULTROOMのサーバー(通称:土井鯖)では「VCR」関係のイベントに参加した経験のある面々がプレイしはじめ、過去に『ARK』や『RUST』でイベントを開催したとき同様に突然の出会いと交流が図られる場になっていた。
とはいえ、『パルワールド』にはボイスチャット機能がなく、1つのサーバーへの参加上限が32人まで、なおかつマップがかなり広めということもあり、他プレイヤーと出会うということはなかなかなかったようだ。
ぶいすぽっ!所属のVTuber・兎咲ミミは発売されて数日が経った1月22日に初めて『パルワールド』をプレイ、ストリーマーサーバーでのプレイということで知り合いとも交流しつつ、同作を大いに楽しんでいくことになった。
その後、ぶいすぽっ!の専用サーバーが立ち上がると、そちらでもプレイ。他のメンバーが同作品をあまりプレイしていなかったこともあり、彼女が指南役となってともにプレイすることもあった。
兎咲ミミはFPSだけでなく『Minecraft』のようなサンドボックス系・クラフト系のゲームも得意としている。なにより、彼女はグループきっての長時間配信者であり、『パルワールド』ではその体力や集中力が遺憾なく発揮されることになった。
じつは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』と『League of Legends』を同じタイミングでプレイしており、その配信時間も10時間を優に超えるなど、いつ睡眠しているのか?と疑いたくなるほどだ。
先に名前をあげたホロライブでも専用サーバーが立ち上がり、続々とメンバーがプレイしていった。ただし、海外メンバーも含めてかなりの参加人数となってしまい、日本と海外とでサーバーを別々にしなければならなかったほど。
そんなホロライブのなかで『パルワールド』にハマった人物といえば、湊あくあはその筆頭だ。
湊あくあといえば、デビューしてから現在までホロライブの同僚らを中心に「本物の陰キャ」とまで評される内気な性格の持ち主として、認知されている。
ゲームをするときも基本的にはソロで遊ぶことが多く、今回の『パルワールド』でもソロプレイを中心にしていた。とはいえ、ゲームには存分に没頭し、全111匹のパル図鑑をコンプリートし、伝説パルの捕獲や強いパルの厳選など、しっかりとハマっていった。
他のメンバーが複数人でのプレイを楽しむなか、「攻略」という一点に重きをおいて効率重視のプレイをした結果、1月終わりには上記の内容をほぼほぼ達成してしまった。
育ててきたパルたちだけに頼らず、超火力のショットガンを使って対ボス戦を終わらせようと撃ちまくる姿は、まさに『Apex Legends』で敵を倒しまくっていた姿とダブってみえた。
ちなみに、湊あくあが『パルワールド』をプレイしようとしたところ、ホロライブサーバーにログインできなくなってしまったことが一度あった。
暇を持て余すことになった湊あくあだったが、同様に予定がポッカリ空いてしまった面々とともに新しくサーバーを立ち上げてプレイすることに。
このとき集まったメンバーは湊あくあ、常闇トワ、星街すいせいの3人。奇しくも2022年に開催された『VTuber最協決定戦 Season4 Ver. APEX LEGENDS』に出場したチーム・Startendによる突発コラボとなった。
すこしずつ集まるパルにテンションが上がったのか、元気に話しかける湊あくあ、少し面倒くさそうにしながらもうれしそうな常闇トワ、星街すいせいは上品そうな口調で話し出してみたり、ツッコミに周ってみたりと、いつもの活気ある3人の会話から配信がスタートした。
パルを収集して働かせ、順調に材料を集めていく3人。ソロプレイでは討伐が難しいボスも、『Apex Legends』でともにプレイした経験を活かしたチームワークでなんなく討伐してしまうなど、見どころ満載であった。
『パルワールド』はアーリーアクセスのタイトルであるため、改善すべき点やアップデートが必要なところはまだまだ多い。それでも近年世界でもあまり類を見ないほどの大ヒットを記録した今作には、かかる期待・注目も非常に大きい。同作の動向には注目していきたいところだ。
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