『Apple Vision Pro』を着けたまま車を運転しないで! 米運輸省長官がXで警鐘を鳴らす

『Apple Vision Pro』装着したまま運転に警鐘

 先日発売が開始されたAppleの空間コンピューター『Apple Vision Pro』だが、さっそくさまざまな使用例がSNS/動画プラットフォームを中心に投稿されている。こうしたなかで、米運輸省は「車の運転中にヘッドセットを使用しないように」と警告している。

 上の動画は、米運輸省長官のPete Buttigieg氏がXに投稿したものだ。動画では、Teslaの電気自動車『CYBERTRUCK』のドライバーが『Apple Vision Pro』を装着したまま運転し、さらにハンドルから手を離している様子も確認できる。

 Appleは『Apple Vision Pro』のサポート文章にて、「移動中の車両、自転車、重機の操作中、その他の安全に注意を払う必要がある状況では、決してデバイスを使用しないこと」と注意を促している。

 Buttigieg長官も、車を運転している最中の『Apple Vision Pro』の使用について、「現在利用可能なすべての先進運転支援システムは、人間のドライバーが常に運転をコントロールし、完全に関与している必要がある」と述べている。

 『Apple Vision Pro』ではパススルー映像として、周囲の映像を取り込みバーチャル世界に投影することができる。だからといって、安全に車の運転ができるというわけではない。『Apple Vision Pro』はまだ国内で発売されていないが、今後もその使用方法には注意を払う必要があるだろう。

〈Source〉
https://twitter.com/SecretaryPete/status/1754559027688685941
https://www.macrumors.com/2024/02/06/idiot-driver-seen-wearing-apple-vision-pro/
https://support.apple.com/en-us/HT213944

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