『今日好き 卒業編&新年特別編』4話ーー記念撮影で両想いポーズ 後は告白するのみか
みさき×みく、記念撮影は“両想いポーズ”で カップル成立は間違いなし?
あれから1週間。そら(中川そら)に最後の想いを託し、2日目午前にして今回の旅を終えた、るい(村澤瑠依)。今週から、るい不在の旅が始まってしまう。
あの衝撃で完全に忘れてしまっていたのだが、そういえば、気になる女子との半日デートの権利を懸けて、男子同士での“ビーチ相撲対決”をする流れだった。直前の別れのため、なかなか力を込めるのが難しいかと思われたが、この旅の元気印こと、ゆのん(中島結音)の大声での爆笑がBGM代わりとなり、メンバーも次第に活気を取り戻していく。この対決で優勝を果たしたのは、そうた(米山颯太)。念願のきさき(寺島季咲)との半日デートは、プーケットのマリンブルーをセスナ上から遊覧飛行するというもの。特別なひとときは、間違いなくきさきとの距離を縮める一歩となった。
これまで、3週連続でかなり情報量が多かっただけに、筆者としては2日目午後についてはなるべくならば、心安らぐようなシーンを多めに振り返りたいと思ってしまった。そこで4話については、カップル成立の確度が高そうなペアの現状を紹介していこう。
まずは、みさき(北島岬)×みく(田中碧空)の2ショットから。前述のそうた×きさきを除く“離島組”のなかでも、特に自然体で接しあえているふたり。この直前に楽しんだバナナボートでは、海に落下した際にみさきが手を差し伸べ、一緒にボートまで泳いで連れていってくれたことがうれしかったと振り返るみく。みさきは逆に、当初こそ、この旅を通して自分以外の男子とも喋ってみてほしいと提案しながら、いざその場を目にしてしまうと“残念な気持ち”になったと、心のなかの嫉妬心を遠回しな表現でアピールする。
そう語るみさきの姿を見ているみくの瞳がもう、雨上がりの雫のよう。煌めいていて、“幸せな人”という題材でコンクールに出品する画家がいるとしたら、みくをモデルにしようと、地球の裏側からでもかっ飛んでくるはずだと思えるくらいに極上の笑顔なのだ。みさきの性格について「一途なの、すっごいうれしくて好き」と語ったときも、あくまで“一途なの”がと言っているのに、まるでみさきその人を好きだと伝えるようなニュアンスであったし、最後に記念撮影をした際、お互いの手でハートマークを作った際には“両想いポーズ”だと、もう“答えそのもの”を何気なく口にしていた。そうだ、ふたりはもう両想いなのだ。
だとしたら、あとは告白するのみ……。今回の旅は、男子が好きなタイミングで告白をできるだけに、みさきがどんな時間帯やシチュエーションを選ぶのかにも注目が集まる。ただそれ以上に、みくにこれ以上の笑顔があるのだとしたら、それがどのようなものなのか。その笑顔が早く見たくて仕方がない。