『今日好き 卒業編&新年特別編』4話ーー記念撮影で両想いポーズ 後は告白するのみか
ゆう、だいすけへの健気なアピール「いちばん気になっているんで、どんどんいきます」
続いて、だいすけ(菅沼大輔)×ゆう(早坂ゆう)。こちらは、だいすけがきさきの存在を気になりながらも、ゆうの積極性がそれに追いついてきたように思う。「いちばん気になっているんで、どんどんいきます」という宣言から間もなく、だいすけの心を射止めようと、その場、その瞬間から有言実行を果たした彼女。だいすけが、彼自身も気付かぬ間に気遣いをして、周囲のサポートをしていること。話しやすくて、隣で会話をしていて落ち着けることなどを上目遣いで教えてくれる。そのかわいらしさやいたいけさは、スタジオの“恋愛見届け人”であり、“きさき党”の中川大輔すら惹かれたほど(“だいすけ”違いだ)。
会話の途切れ側、「ゆうでいいよ」と、自身の名前を呼び捨てにしてほしいと突然にも切り出し、記念撮影の際には、だいすけがスマホを持って手が塞がっているからこそ、ほっぺたを指でつつくなど、内気で健気な行動がいちいち胸に刺さった。こんな子と付き合ったら、毎日が胸キュンで止まらないだろうし、絶対に大切にしたいと思うしかない。とはいえ繰り返しになるが、だいすけが最も気になっている女子は、ゆうではなく、きさき。一見すると、とても雰囲気のよいペアではあるのだが、あと一歩、現状をひっくり返すビックイベントを起こしてほしいものだ。
“カップル成立の確度が高そうなペア”というテーマのため、本来ならばアレックス(ケイトアレックス)×ゆのんについても触れるべきだが、さすがに先週のオンエアでおなかいっぱいな感覚がある。といいつつ少しだけ触れると、この日の夜、ビーチで花火大会をしたとき、至近距離で記念撮影をしていた。その後、そらときさきの間で揺れ動き、行き場なく漂流してきたえいじ(吉田叡史)のサポート役に回るなど、ほとんど“先輩メンバー”のようなポジションだ。
昨年秋の『カンヌン編』では、“りんはな”カップルが最終日を待たずに成立し、ほかメンバーを待つ間、ふたりきりで初デートをしていたが、もうあのタームに入っていいだろう。そう思えてしまうくらい、イチャイチャが止まらない。
1カ月後になにが巻き起こる!? 『今日好き』定番の“新ルール”がまったく予想できない
しかしながら、そんな悠長なことを言っていられないのかもしれない。3日目朝、だいすけが読み上げた旅のしおりに、なんとも気になるルールの記述が。「ここでみなさんにお知らせがあります。この旅は今日で終わりではありません。1カ月後に……」。今週のオンエアで明かされたのは、ここまでだった。
いくつか可能性を考えてみよう。「この旅は今日で終わりではありません」と聞いて、まず思い浮かんだのは、この旅が“3泊4日”まで拡大すること。例年の『卒業編』は3泊4日がスタンダードだっただけに、かなり有力な説かと思われたが、だとすると“1カ月後”という条件に矛盾する。となると、前例を踏襲しないケースか。
『カンヌン編』では旅の途中、ソウルからカンヌンに場所を移したことがある。となると、たとえば1カ月後に別の場所で、1泊だけ旅程を追加し、その際に告白し、お互いのキモチが時間を置いても変わらなかったかを確認する? あるいは、この旅で気になる相手と仲を深めきれなかったと判断したら、1カ月後に待つ次シーズンの旅に参加できる。ただ、旅の延長を決められるのはこのプーケットの場限りで、意中の相手が旅を継続するのか否かを知ることはできない。つまり、1カ月後に告白しようとしても相手が旅に不参加という、想いのすれ違いが発生する可能性もある。
そのほか大穴アイデアに、『今日好き』初の大型イベントとして、3月27日にZepp Haneda(TOKYO)にて開催予定と発表されたばかりの『青春祭 by 今日、好きになりました。』にて、当日の来場者を前に公開告白をするのも思い浮かんだが、そうなると1カ月後ではなく、2カ月先の話に。結論、まったく見当がつかなかった。毎度のことながら、よい意味で想定や期待を裏切り、視聴者とメンバーを翻弄してくる『今日好き』の新ルール。“1カ月後”という言葉の続きに、なにが待ち受けているのか。気になって、夜しか眠れない。
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