日本HP、プレミアムノートPC「Spectre x360」シリーズを発売 OMENより新ゲーミングノートPCも

 日本HPは個人向けPCの新製品としてAIテクノロジーを内蔵したプレミアムコンバーチブル『HP Spectre x360 14』と『HP Spectre x360 16』、OMENの新ゲーミングノートPC『OMEN Transcend 14』の販売を開始した。

一人一人の可能性を広げる新しい「Spectre x360」シリーズ

 『HP Spectre x360 14』と『HP Spectre x360 16』はインテル(R) Core(TM) Ultraプロセッサーと、一部モデルに搭載のNVIDIA(R) GeForce RTX(TM) 4050 Laptopによる3つのエンジン(CPU、GPU、NPU)により、現在利用可能な最新のテクノロジーを実装。写真やビデオ編集のようなさまざまなローカルAIワークロードを実行して、より高速で効率的なコンテンツ作成とコラボレーションを可能としてくれる。

 また、ハードウェア実装されたナイトモード機能付き9メガピクセルカメラや、ユーザーが立ち去った時に画面を自動ロックし、戻ったらスリープを自動解除するなど、専用AIチップを介したセキュリティ機能なども搭載されている。使用中のアプリケーション、PCの設置場所、バッテリ状態に応じてファンのノイズや温度を調整することができる自動パフォーマンス最適化機能も搭載。多彩なシーンでの活躍が期待できる高性能マシンだ。

 オートフレーム、背景ぼかしなどのAI機能をNPUにオフロードすることで、関心を引くコミュニケーションを可能にするWindows Studioエフェクトにより、ビデオ通話をさらに強化することも可能となっている。なお、『HP Spectre x360 16』はWindows搭載16インチ型ノートPCとしては世界最大級のハプティック(触覚)タッチパッドを搭載している。

14インチゲーミングノートPC 『OMEN Transcend 14』


 また同時に発売された『OMEN Transcend 14』は、OLED(有機EL)ディスプレイ、革新的な冷却機能を備えた14インチゲーミングノートPC。約1.63kgの重量でNetflix再生で最大約11時間、MobileMark(R) 25では最大約8時間のバッテリ駆動時間と持ち運びにも便利。最大でインテル「Core Ultra 9 185H」プロセッサーとNVIDIA「GeForce RTX 4070 Laptop」を搭載し、最新のゲームや、CPUの演算負荷の高いクリエイティブアプリケーションのタスクを快適に処理することが可能となっている。画面はIMAX Enhanced認証を取得した2.8K 120Hz可変リフレッシュレート対応のOLEDディスプレイを搭載。キーボードは従来のキーボードと比較して、キーの隙間を狭くしたRGB対応の「ラティスレスキーボード」で、鮮やかな色彩を投影することも可能だ。

 気になる冷却機能はモバイルワークステーションなどで用いられる冷媒を使用したベイパーチャンバーを採用することで底面から吸入する空気を従来よりも約4倍加圧し、最も冷却機能に優れた高さ19mm以下の14インチゲーミングノートPCとなる。

 さらに、本製品には『HyperX Cloud III Wireless』ゲーミングヘッドセットが標準で付属。PC本体に内蔵された2.4GHz 超低遅延接続モジュールにより、ヘッドセットの電源を入れるだけでOMEN Transcend 14との接続が完了とゲーミングユーザーに嬉しい構成となっている。

4WAYのフォルダブルPCに「最強の便利屋」まで……HPの新たな“攻めのPC”たちをレビュー

日本HPが10月18日に発表した2つの新製品『HP Spectre Foldable 17』『HP ENVY Move All-…

関連記事