『今日好き 九龍編』4話ーー男子から宣言「気になる人じゃなくて好きな人になりました」

のりか、るいとBBQで隣同士になるが……。はるも涙する情報量の多い展開続きに

 そして、件の「めちゃくちゃだよ」というコメントについて。夕食のBBQのため、たかと×はるらの離島組、そして展望台組の順に、メンバー全員が再集合。先に到着した離島組は、各々が好きな席を確保していたのだが、またしても動いたのが、のりか。偶然にも、網の前で隣にいたそうた(米山颯太)に「相談、乗ってくれる?」と切り出すと、ゆずきとのアレコレや、新たに気になる男子=るい(村澤瑠依)に話しかけて、次の恋を探したい旨を報告。逆に、離島組の方で大きな進展があったかなど、お互いに情報共有の時間に。

 すると、そうたは「どうしたいとかある?」と、のりかの希望を尋ね、彼女がるいと2ショットではなく、あくまで自然な流れで会話をしたいことを承知すると、全員に改めて席替えを提案することを決心。のりかから「あんたいいやつ!」「そうた、いい人〜」と、満面の笑顔でサムズアップが届けられた。

 約束通り、席替えを提案するそうた。だが、たかとの隣に座りたいひいろとはるの3席分を上手く確保できず、“いいよ、座って”という本心に反した遠慮が見え見えの譲り合いが繰り広げられ、なかなか座席が決まらない。スタジオからも「こんなに席順で悩む?」とツッコミが入ったが、これはまだよい方。この後、無事に(無事ではないが)席順が決まるも、るいは安定のそら(中川そら)、たかとははるを2ショットに誘い、結果的に席替えの意味なし!

 るいに掛けたハシゴが外される以前に、そもそもハシゴすら掛けられないまま、焦るのりか。そして、涙を流してるしあ(工藤瑠蒔愛)の肩に顔を埋める、はる。はるこそ、この半日を一緒に過ごしていただけに、ひいろやのりかとは状況が異なり、焦る必要もないだけにスタジオから「はる、どした?」という心配の声も。とはいえ、それだけ好きな人に夢中になり、自身を客観視できないのも無理はない。たった数分間なのに、本当に情報量が多い展開続き。ここでようやく紹介できるのが、「めちゃくちゃだよ」という件の嘆きだった。

 筆者も4話の視聴を終えるころには、『九龍編』メンバーにも負けず劣らずな複雑で、神妙な顔つきになってしまっていることが、鏡を見ずとも自覚できてしまった。この記事を読み終えたり、今回の見逃し配信を楽しんだりする際にはぜひ、手鏡を横に置いておいていただきたい。2023年でも有数の“うわ〜”という表情をしているはずだからである。本当に、あと2日あるのがせめてもの救いだ……。

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