フィッシャーズ、500万超のゲーム部屋を初披露 「買い物上手」機材チョイスに視聴者賞賛

 2023年12月5日、フィッシャーズが自身のYouTubeチャンネルで「【報告】もう1つ新居がありました。」という動画を投稿し、ゲーム実況などに使用しているゲーム部屋を初めてYouTubeで公開した。動画では、部屋の設備の紹介に加え、費用についても公開した。

 動画の冒頭で「セカンドチャンネルを見てくれている方なら最近、ゲーム実況が多いということがわかると思います」と切り出し、ゲーム部屋を公開しようということになったという。元々メンバーのモトキの自宅にゲーム部屋があり、それを別部屋に移そうという計画があったようだ。ゲーム部屋づくりはマサイが担当し、製作期間はなんと1か月以上にもなったという。

 ゲーム部屋に潜入すると、そこには大きなテーブルのうえにメンバー人数分のPCとゲーミングチェアが備わっていた。6台のゲーミングチェアは、それぞれのメンバーカラーが割り当てられている。PCは、マスターPC1台で60万円、マスターPCを含めた合計7台で約300万円だ。そしてカメラも6人分備え付けられており、モニターを動かすとカメラも同じように動くように設置してある。カメラは1台7万円で、合計42万円となっている。

 マサイのデスクに置いてあるマスターPCには、複数の音をミックスして同時に再生できるようにするオーディオミキサーが設置されており、価格は4万円。ほかのYouTuberとコラボしたときに、相手の音量もオーディオミキサーで操作できるようになっている。また、マサイのデスクにはメンバーの実況画面を切り替えるビデオミキサーもあり、シーンに応じて、最適な画面を映し出せるようになっている。こちらの機器は18万5千円だ。

 各メンバーのデスクには、ゲーミングモニターとサブモニターが2台ずつ取り付けられておりプレイしながら、別モニターでコメント欄を確認するといった、配信者にとっては嬉しい使い方ができるようになっている。ゲーミングモニターが一台4万円、サブモニターが3万3千円、モニターは総額で37万円となる。

 さらにゲーム実況画面を切り替える機器として用意されたStream Deckは、メンバーそれぞれのデスクに取り付けられている。つまり、「俺を映してほしい」「ほかのメンバーが盛り上がっているから切り替えよう」という要望に応じて、メンバーが自由にゲーム実況画面や撮影用カメラを切り替えられるようになっている。一方、マスターPCに使用しているキーボードは2500円とリーズナブルで、コストを抑えられる部分は抑えているようだ。

 ゲーム部屋に使用したテーブルやスマホ充電器なども含むと、かかった費用は総額約580万円だそうだ。金額や、複雑な設備の設定を見ると、マサイおよびそのほかのメンバーがゲーム実況にかける本気度や情熱を感じる。「ゲームをなにもやっていないチャンネルがいきなりこれ揃えるの生意気だと思うわ」と言いつつも、「でもやる気は伝わる!」とコメントしており、視聴者にもフィッシャーズが動画にかける想いは伝わっているだろう。

 ゲーム部屋について視聴者からは「このスペックで1人あたり100万いってないの、マジで買い物上手すぎるだろ」「この部屋を1人で作り上げたのはスゴ過ぎる」と称賛の声があがった。

関連記事