オール巨人、34年前の高級ヴィンテージカーを購入 「センスいい」チョイスに視聴者称賛

 お笑い芸人のオール巨人が、旧車の「ホンダ レジェンド」を購入したとYouTubeで報告した。

 同車が披露されたのは、旧車好きの吉本芸人が頻繁に出演することで知られる、お笑いコンビ「テンダラー」浜本広晃の公式YouTubeチャンネルで、2023年12月4日に公開された動画だ。巨人は2021年4月17日にも、このチャンネルに投稿された動画に出演。その際、2000年~2003年まで製造され、その後一代限りで生産が終了したレアカー「BMW Z8」を愛車として紹介していた。

巨人師匠の愛車 BMW Z8

 そんなビンテージカー好きな一面を持つ巨人がこのほど、「意外な旧車」を手に入れたという。情報を聞きつけた浜本は楽屋を訪れて「ぜひ見せていただきたい」と直談判。快く了承した巨人に連れられて駐車場へ足を運ぶと、そこにあったのは、1989年式の「ホンダ レジェンド(2ドアハードトップ)」だった。白に塗装されたボディーはうっすらと光沢を帯び、とても34年前に製造された旧車には見えない。その状態の良さに浜本は「めちゃくちゃ綺麗ですね!」と声を上げ、巨人も「めちゃくちゃ綺麗やろ? ここまで綺麗な車は他にないと思う」と誇らしげだ。

 浜本が「34年前からそのまま出てきたみたい」と評するほど美しいボディーだが、巨人曰く「全塗装をやっていない」とのこと。経年劣化していないのは、歴代のオーナーがホンダの社員で、メンテナンスが行き届いていたことが関係しているようだ。ちなみに巨人は四代目オーナーだという。

 なお、この車を手に入れた経緯は一風変わったものだった。ある日、巨人は知り合いの経営している喫茶店でお茶を飲んでいたところ、年代物のミニクーパーが停車しているのを発見。その状態の良さから「あのミニクーパー、誰の?」と聞いたところ、所有者が名乗り出たという。その所有者は車関係の仕事をしている人だった。そこで巨人が「なんか旧車ないの?」と相談したところ、すぐにLINEで4台分の資料を送付してくれたのだとか。その中にあったのが「レジェンド」だった。巨人にとって同車は、漫才師として「めちゃめちゃ売れていた」という35、6歳のときに乗り回していた思い出深い車。それゆえに愛着があり、この度、購入に至ったようだ。

 その後、巨人は浜本を助手席に乗せてドライブへ。「めっちゃ乗りやすいんよ。ハンドル軽いし」と、軽快なハンドルさばきを見せる巨人。自慢の旧車を運転する楽しさから自然と口元がほころぶ。もちろん、笑顔で快適にドライブができているのは、前のオーナーが大切に扱ってきたからに他ならない。巨人は「この車は思い入れが詰まっている車で、歴代3人のオーナーの思い入れも詰まってるから。(自分も)大事に乗りたいとほんとに思ってる」と、しみじみ語っていた。

 このように、独自の旧車選びのセンスを見せた巨人に対し、コメント欄には「センスいいな〜! 凄くエレガント! これを巨人師匠が乗っているって言うのがカッコいい!」「いやあカッコいいですね。まさに漫才のレジェンドが乗ると似合いますね」「巨人師匠はほんま車お洒落」など、称賛の声が相次いでいる。

関連記事