『今日好き 台北編』最終話ーー初の手繋ぎも“好き”は告白まで取っておく 約束は実る?
たかと&ひろむ、めいりへの想いはあと一歩届かず
まずは、めいり(永松芽麗)を追いかける、たかと(矢口昂歩)とひろむ(富口大夢)のコンビから。たかとはよき友だち、ひろむには弟感を感じると、告白を目前にしても、いまだ不安感を拭いきれない両者。そんな彼らは順に、初日から身につけていたブレスレットと、行きつけの美容室で購入し、日本から持参してきたという、犬のイラストシールを貼った、甘い匂いのヘアバームと手紙をプレゼント。たかとに至っては、どう転んでも自身にキモチが振り向かないと悟りながらも、めいりに対して“最後まで頑張れ”という想いを含めて、プレゼントを用意してきたそうだ。
前回の“しゅうま騒動”で、彼を率先して励ましていたこと然り、たかとは本当にどこまで聖人なのだろう……。予告映像によると、次シーズン『九龍編』(読み:カオルーン)に継続メンバーとして登場してくれるらしい。あまりの優しさに、さすがに女子全員から恋の矢印を向けられ、幸せな悩みを抱えることを心から祈っている。説明順が前後したが、めいりは最終的に、たかととひろむのどちらともカップル成立せず。とはいえ、ふたりからのプレゼントの品は、この旅のよき思い出として、いつまでも大切にしてほしいものだ。
きせき、わかとのカップル成立に王手「お揃いやろこれ? 早く着けたいわ」
続いては、暴風のなかでも揺らがなかった、きせき(林奇跡)×わか(吉田羽花)。先に明かしてしまうと、なんの迷いもなくカップル成立している。むしろ、最後のアピールタイムすら、彼氏と彼女になるまでの、あの最も幸せな時間を満喫するかのようなやりとりだった。
さて、きせきの用意してきたプレゼントは、自分でもこの日に纏ってきたという香水。今回の旅での思い出を振り返りながら、3日間で初めて手を繋ぎ、さらには“好き”の一言は、告白のときまで大切に取っておきたいと約束。なにより、先ほど渡した香水も、カップルとして結ばれた暁に、同じ匂いに包まれるために使ってほしいとのこと。それに対して、わかもまた「(好きって)告白のときに言ってくれるんですか?」「(香水も)お揃いやろこれ? 早く着けたいわ」と、明るい表情で告白を心待ちにするばかり。なんの不安も、心配も、危なげもない。ただ“やるべきこと”をこなして、順風満帆に結ばれることとなった。
スタジオの“恋愛見届け人”たちも総ツッコミだったが、このアピールタイムから最終告白まで、本当にただ想いを捧げる場所を変えただけ。伝えた想いこそ、この時点ですべて伝え切っていたわけである。とはいえ最後には、わかからもお揃いのブレスレットでプレゼントのお返しが。本当にどこまでも幸せなカップルでしかない。中川大輔がスタジオで呟いた「本当に出会っちゃったんでしょうね」の一言が染み渡る……。