「VCR ARK」や公式サーバー閉鎖で話題に 恐竜サバイバル『ARK』はなぜプレイヤーの心を掴むのか
まもなく発売のリマスター版『ARK: Survival Ascended』に求めるのは、不具合の解消か
「VCR ARK」の開催によって、ふたたび大きな注目を集めつつある『ARK: Survival Evolved』。2023年10月末には、新たにUnreal Engine 5を活用したリマスター版『ARK: Survival Ascended』のリリースも控えている。2023年9月末には、新たな環境への移行に備え、公式サーバーが閉鎖された。このタイミングで「VCR ARK」が開催された(対象となるタイトルが『ARK: Survival Evolved』になった)のも、同タイトルへの感謝と最後の思い出づくりといった側面があったのかもしれない。『ARK: Survival Ascended』には、発売時点から、これまでリリースされたすべてのDLCやMOD、クロスプレイなどが実装されると発表されている。対応プラットフォームは、PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC(Win/Steam)。価格は44.99ドル(10月5日時点の為替レートで約6,700円)となる見込みだ。
『ARK: Survival Ascended』が発売となるにあたり、気になるのが、これまでの不具合が解消されているのかという点。『ARK: Survival Evolved』では、プラットフォームを問わず、処理落ちやクラッシュ、フリーズ、アイテム消失といった事象が確認されていた。過去のアップデートでPC版はいくらか改善したようだが、CS版では、その一部が現在まで放置されてきた現状もある。問題を解決できれば、さらに魅力的なタイトルとなり、高い評価を獲得する可能性があるだろう。コンテンツの内容や価格以上に、不具合の行方を気にかけるファンも多いのかもしれない。
公式サーバーの閉鎖、「VCR ARK」の開催と、話題性のあるトピックが増えている『ARK: Survival Evolved』。2024年末には、シリーズ2作目にあたる『ARK 2』のリリースも控えている。「気になってはいるけど、ずっと手を出せないでいる……」。そのような方は、リマスター版発売にあわせて、プレイしてみるのもおすすめだ。おそらくそのタイミングなら、アクティブプレイヤーも多く、楽しいサバイバルライフを送れるのではないだろうか。
©2017 Studio Wildcard. ARK: Survival Evolved is a trademark of Studio Wildcard. Created and developed by Studio Wildcard, Grove Street Games, Snail Games, Efecto Studios, Instinct Games, and Virtual Basement.
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