100km走ったあとに50m走のタイムを計測すると? “人体実験”並みの企画に運動系YouTuberが挑む

 ずば抜けた身体能力で笑いを取るクリエイターが、今人気を集めていることをご存じだろうか。チャンネル名は「和泉朝陽のわくわくぱ〜く」で、チャンネル登録者数56.2万人を誇る。(2023年9月15日時点)

 和泉朝陽(いずみあさひ)は、自身の優れた身体能力を活かした企画を手掛ける。過去には『高いところから飛び降りたあと、着地した瞬間に体を回転させれば痛くない』『自転車で止まるときはドリフトしたほうが止まりやすい』といった、体を張った企画をいくつか届けている。高い身体能力を発揮している彼は、かつて高校生の部活動で陸上部に所属していた。身体能力が高く器用だったため、陸上競技はひと通り経験したようだ。また、昔から人の笑いを取るのが好きだったのもあり、運動とエンタメを掛け合わせた今のスタイルに至ったのだろう。YouTubeだけでなくTikTokでも人気を博しており、約30万人のフォロワーがいる。(2023年9月15日時点)

【記念】人間は100km走った直後に、50mダッシュしたら〇〇秒かかる!?

 身体能力を活かした動画をつくる彼が、なぜここまで人気を誇るのだろうか。その理由のひとつに、企画力の高さが挙げられる。当チャンネルはエンタメ系に属しているが、とにかくほかのYouTuberとは違った方面で、おもしろい動画を届ける。たとえば、2023年9月7日に投稿された動画「【記念】人間は100km走った直後に、50mダッシュしたら〇〇秒かかる!?」を見てみると、彼のおもしろさがわかる。

 タイトルのとおり、この動画では24時間以内に100kmを走った1時間後に、50メートル走のタイムを計測するという、おもしろくも想像を絶する企画となっている。まず、24時間で100kmを完走するということ自体かなりハードルが高く、この企画をやり遂げられる人間は限られる。実際に24時間以内に100kmを走ったあとは、立っているのが奇跡という状態だった。50メートル走の企画を知らされた当初は「なにその人体実験」と困惑した様子だったものの、「できる実験はやっておいた方がいいね」と好奇心には勝てなかったようだ。結果は25秒85。「人生で1番長い50メートル走だった」とコメントした。このように、ほかの人には真似できないオリジナリティのあるコンテンツをつくれるのが彼の魅力だ。日常に笑いを求める方は、ぜひ企画力×身体能力で魅せるエンタメを楽しんでほしい。

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