『バチェラー・ジャパン』S5・4~6話ーー「次に落とされるのは自分かも」 追い詰められた参加者への“サプライズローズ”で賛否両論

 『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1で導入された“ストールン(略奪)ローズ”は、デート中の相手からバチェラーやバチェロレッテを奪える可能性を持ったバラ。一方で断られた場合は即脱落となるため、使うにはそれ相応の覚悟がいる。長谷川は自分が参加者の立場だった時に使えなかったという後悔から、ストールンローズを導入。その想いに応えようと、名乗りを上げたのは、竹下と元外資系企業勤務の月田侑里(つきたゆうり)だ。特に月下はこれまで一度も長谷川とツーショットデートに行けておらず、ここでどうしても使っておきたかったが、話し合いの結果、自分を安心させてくれた長谷川にお礼を言いたいと主張した竹下がストールンローズを使用することになった。

 上手く言葉で気持ちの強さを伝えることができず、みんなを納得させることができなかった月下。そんな彼女に、社長秘書の尾崎真衣(おざきまい)は悪役を買って出て、「感情を出すのがちょっと遅いと思う」とはっきり伝える。その後、飲食店経営者の大内悠里(おおうちゆうり)から見事に長谷川を略奪した竹下がサプライズローズを受け取る中、カットバックで映し出されたのはヴィラのプールではしゃぐ女性たちの姿。そこで尾崎が泣きながら月下を抱きしめる場面が。BGMにかき消されて声は聞こえなかったが、口の動きから何度も「ごめんね」と謝っているのが分かった。1人の男性を奪い合うライバルであり、同じ旅を続ける仲間でもある。そんなシーズン5を象徴するような一幕に、SNSでは「映画のワンシーンみたい」「せつなくて美しすぎる」「神回だった」という声が挙がった。

 EP6では、ストールンローズで竹下に長谷川を奪われた大内がツーショットデートに。初対面で涙を流していた大内のピュアな心に惹かれていた長谷川は、そこで「悠里が好きです」と率直な気持ちを伝える。目の前で花火が上がるロマンチックなメキシコ最後の夜を過ごしながら、長谷川からサプライズローズを受け取った大内。彼女の素直で純粋な反応がそうさせるのか、恋に奥手だった長谷川が自然とバチェラー然とした振る舞いになる。その後のローズセレモニーでは、当初は本命と思われた尾崎やカフェ店員の鈴木光(すずきひかり)が脱落し、大内・西山・竹下が最後の3人に選ばれた。自らリードして喜ばせたいと思える大内か、それとも居心地の良さが抜群で甘えられる西山か、はたまた経験が豊富で自分の気持ちを言葉にして伝えるのが得意な竹下か。次回は参加女性の素の部分が垣間見える実家訪問。長谷川が3人中、どの2人を選ぶのかに注目が集まる。

画像=(C)2023 Warner Bros. International Television Production Limited

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