江頭2:50、21年間ぶり共演の辻希美に土下座で謝罪 “和解“に感慨「ほんとにYouTubeってすごいね」

 21年前のテレビ番組で生まれたお笑い芸人・江頭2:50と元モーニング娘。・辻希美の因縁が、長い時を経てYouTube上で決着した。

【恐怖】21年間共演NGの辻ちゃんを天井に張り付いて待ち伏せした

 江頭は2023年8月4日、公式YouTubeチャンネル「エガちゃんねる」に公開した「【恐怖】21年間共演NGの辻ちゃんを天井に張り付いて待ち伏せした」と題した動画で、「ついにあいつと決着をつける時が来た」と切り出した。あいつとは、もちろん、辻のことだ。

 2人の因縁は、2001年にフジテレビ系で放送されたモーニング娘。の特番に遡る。同番組にゲスト出演した江頭は下半身を露出。これが辻にとって大きなトラウマとなり、以降20年以上にわたって“共演NG”の状態が続いているというのだ。

 そこで今回、辻を芸能人YouTuberを特集した雑誌の取材という名目で、夫の杉浦太陽とともに呼び出すことに成功。取材が「エガちゃんねる」により仕込まれたダミーとも夢にも思わずにやってきた2人に、江頭が不意打ちを仕掛ける算段だ。

 ドッキリのプランは、江頭が取材部屋入り口付近の天井に張り付いて待ち伏せをするというもの。江頭をワイヤーで天井に吊るすために、わざわざフジテレビのドッキリ番組などを手掛ける一流の美術チームを呼び寄せ、専用の天井と壁を設置したといい、「めちゃくちゃお金がかかった」とのことだ。さすがは21年ぶりの再会だけあって、非常に手が込んでいる。そうとも知らず、取材部屋へ入室した辻・杉浦夫妻。白色の全身タイツ姿で壁と同化した江頭が、背後の天井で息を潜めているとも知らず、淡々と偽インタビュアーの質問に答えていく。

 そしてついに運命の瞬間がやってきた。インタビュー中、ただならぬ気配に気づいたのか、くるりと後ろを振り向く辻。すると、頭上の江頭と目が合い、思わず2度見して「うわぁ!!」と声を上げた。その後、部屋になだれ込んだYouTubeの運営チーム「ブリーフ団」らによりワイヤーから降ろされた江頭は、「辻希美! お前に一言物申す!」と絶叫し、21年前の暴走について「たしかにあれは俺が悪かったと思う」と謝った。しかし辻は杉浦を盾にし、「ほんとに無理無理!」と、トラウマが蘇ったように怯えていた。

 スタッフから共演NGは事実なのかと聞かれると、「はい」と認めた辻。その後、自身が提案した3本勝負で敗北した江頭は、改めて辻に土下座で謝罪した。そんな江頭に助け船を出すようにスタッフから「共演NGを解除していただけますでしょうか?」と聞かれると、辻は「ぜひ、洋服を着てお家に遊びに来てください」と答えた。

 こうして和解した江頭と辻。その邂逅を傍らで見ていた杉浦は「テレビで因縁でトラウマだったのが、一周回ってYouTubeで共演できるんだなって感慨深くなった」としみじみ。江頭も「ほんとにYouTubeってすごいね」と思わず素で漏らしていた。

 今回、杉浦や江頭と同じように、テレビで生まれた21年前の伏線がYouTubeで回収されたことを感慨深く思った視聴者は多かったに違いない。

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