手軽にプロの撮影技術を体感! Panasonicの『LUMIX S5ⅡX』を旅に連れて行ってみた

 夏休みの旅行、せっかく行くのであれば思い出を鮮明に残したい!

 旅に出る人は少なからずそういった思いがあるのではないでしょうか。今回、Panasonicのカメラ『LUMIX S5ⅡX』を使ってみました。かつて筆者はミラーレスカメラを所有していましたが、使わなくなり手放してしまってはや数年。

 そんななか、久しぶりに手に取ったカメラがPanasonicのフルサイズ一眼『LUMIX S5ⅡX』でした。このカメラと共に向かったのは、静岡県の伊豆マリオットホテル修善寺。『LUMIX S5ⅡX』でどんな写真が撮れたのでしょうか?皆さんにぜひお見せしたいと思います。

 見た目はオールブラックでシンプルなボディ。ゴツゴツしすぎている感じもせず、男女ともに扱うことができるデザインです。フルサイズ一眼なのに、女性の私でも片手でも持てる位のコンパクトさです。 

『LUMIX S5ⅡX』で、料理を鮮やかに引き立てる!

 伊豆マリオットホテル修善寺は、ディナーは「セミ」ブッフェスタイルが主体、朝食もブッフェスタイルが中心。バラエティ豊かな料理が一斉に並ぶので、ぜひここは思い出に残したいと思い、たくさん撮影してみました。

 シェフが目の前でローストポークを切ってくれる、臨場感のある瞬間もパシャリ。

 ローストポークとミートローフの上にはパイナップルなどのフルーツをトッピング。さらにそこにシェフおすすめのコブドレッシングをかけます。お肉とフルーツとドレッシングって合うの?と疑問でしたが、ドレッシングの酸味とフルーツの甘味が混ざって絶妙な味わいを生み出していました。自然光を取り入れ、みずみずしさを引き立てた写真を撮ることができました。背景の緑が良い感じです。

 美味しそうなサザエがあったので、ぐっと近寄って撮影します。

 写真からも、煮汁の旨みたっぷり感が伝わってきますね。

 こちらは沢蟹と心太。赤と青の映える料理も色鮮やかにバッチリです。

 伊豆マリオットホテル修善寺自慢のセミブッフェ「Wild &Dynamic Summer」。地元食材を使ったメニュー4品から好きなメニューを選べます。こちらは「 静岡県ブランド ふじのくに いきいきどりのロースト&国産ビーフのブロシェット」。鶏肉の焦げ目も、こんなにもくっきりと美味しそうに撮れちゃいます。正直、カメラの細かい設定はハードルが高いなと思っていましたが、オート設定のみでこんなにもジューシーに撮れちゃいました。良いカメラだからこそ撮れる美味しい写真。

 料理を真上から撮りたい時には、バリアングルが便利。バリアングルとは、カメラの液晶画面を上から見ることができる可動式の機能です。角度を自由自在に調整でき、高い位置から料理を撮影する際も、楽にフレームインできます。

 真上から撮ることで、料理の全体像が一層魅力的に映えます。

 こちらはモーニングを撮影した一コマ。オート設定で背景の山々をいい感じにぼかしてくれます。旅行の楽しみのひとつといえば現地でいただく食事ですが、『LUMIX S5ⅡX』で料理を素敵に撮影することができました。写真を見返すたびに、美味しかったメニューの数々を思い出すことができています。

 写真とともに美味しい記憶が蘇ります。

動きのあるアクティビティもしっかりキャッチ!

 伊豆マリオットホテル修善寺では、静岡県内最長のジップライン「ShuzenZIP」を体験しました。高さ約3mのスタートデッキから、最大高低差約26mの森の中を時速40km以上のスピードで滑走します。

 同行のカメラマンに、同じく『LUMIX S5ⅡX』でジップラインに挑戦する様子を撮ってもらいました。時速40km以上のスピードが出るジップラインにも関わらず、飛んでいる瞬間を逃さずキャッチし、躍動感のある写真に。けっこうなスピードで滑走していたのにブレないのがすごい。「像面位相差AF」がしっかり捉えてくれるみたいですが、難しい事考えずにキレイな写真が撮れちゃうのが頼もしいです。

 次の日には、『LUMIX S5ⅡX』を持って、サイクリングに出かけました! カメラの重さに悩むこともないので、自転車旅にも連れて行くことができます。

 電動アシスト付きクロスバイクで伊豆の自然の中を冒険。気持ちよくスピードを出して走っている時も、『LUMIX S5ⅡX』ならしっかりと被写体を捉えてくれます。せっかく撮影しても後から見返したときに写真がブレていてショックを受けることもありますが、『LUMIX S5ⅡX』なら大丈夫みたいです。

 サイクリング中に出会った素敵な景色も、すかさず撮影していきます。

 夏の青空に映える清流。自然の美しさが際立ちます。

 サイクリングで向かった先は棚田。棚田の景色はとても雄大で清々しい気持ちになれました。ここまで漕いだ甲斐があった、と達成感に浸りつつシャッターを切ります。青々とした見たままの風景をカメラに収めることができて大満足。

 サイクリングや街歩きなど、アウトドアを楽しむ時にはカメラストラップがあるとより持ち歩きしやすいかもしれません。付属のストラップはもちろん、最近ではレザーや柄物などの可愛いストラップも販売してあるので、そちらに付け替えると女性は特に気分が上がりそう。

 ジップラインもサイクリングも、楽しい瞬間を切り取ってくれました。三脚がなくても、手ぶれ補正機能を生かして動きのあるアクティビティもしっかり思い出に残すことができました。

 さらに、『LUMIX S5ⅡX』で撮影した画像はスマートフォンにも転送可能。スマホで撮るのとは一味違った写真をSNSにアップしてもいいかもしれません。旅先の素敵な瞬間を友人や家族と共有する楽しみも広がりますね。

 長らくスマートフォンで写真を撮影していましたが、この『LUMIX S5ⅡX』を体験して、再びカメラの魅力に気付きました。細かい設定をせずパシャパシャと撮影するだけで、思い出の瞬間をこんなにも鮮やかに、綺麗に残すことができ、そのプロ並みのクオリティに感動しました。今後はスマートフォンだけではなく、カメラを旅のお供に連れて行き、旅先での素晴らしい瞬間をたくさん記録していくのもいいかな、と思いました。

◎参考情報

https://www.izu-marriott.com/
https://panasonic.jp/dc/products/s_series/s5m2_s5m2x.html

SNSで話題を呼ぶ、丸沼高原の”無人ライブカメラ” コメントすらできない映像に人が集まる理由とは?

YouTubeには、“ライブカメラ”というジャンルがある。ある場所でカメラを固定し、その風景をYouTubeで流し続けるというと…

関連記事