エリー・コニファーは何度でも蘇る 復活の年を迎えた“にじさんじのサイレン女王”の魅力に迫る
首の持病に苦しめられながらも、チャンネル登録者数20万人を達成
元々音楽ゲームこそプレイしていたエリーだが、『beatmaniaIIDX ULTIMATE MOBILE』に興味を持ったきっかけが、首の痛みを感じていた彼女がMRI検査を受診したとき、検査機から聞こえた特徴的な機械音が徐々にクラブ・ミュージックのように聴こえてきたことからだという。
きっかけがどこか斜め上の理由というのも彼女らしいエピソードだが、単なる笑い話では済まなかった。このとき抱えていた首の痛みは、後の配信活動に大きな影響を与えてしまっている。
そもそも2020年7月に「首に激痛が……」とツイートして以来、数か月にわたって首の痛み・吐き気などの症状に悩まされていたエリーは、10月に先述したMRI検査を受診した。
診断の結果は「頸椎ヘルニア」と、かなり重たい病状であったことが判明。一時期は首にコルセットを巻いて生活するほどで、その後も数年に渡って首の状況によって配信活動が左右されることとなる。
事前に配信のアナウンスをしても、当日になって首の痛み・身体の不調が発生し、突然休むことが増えてしまうなど、彼女自身も「ファンの皆さんに申し訳ない」と口にすることが増えていくことになった。
配信活動がうまくいかない焦り・悔しさを見せることもあったが、リハビリを重ねた結果、首の状態もだいぶ回復傾向にあり、配信する回数も年を経るごとにグっと増えている状況だ。
2023年5月30日には自身のYouTubeチャンネル登録者数が20万人を突破し、彼女を見守るファンはこの数年で随分と増えた。事を急いで進めることなく、まずは体を万全にし、"パーフェクト・エリー"の姿を見せてほしいと願うばかりだ。