ソニー、プロeスポーツチーム「Fnatic」とゲーミングギア『INZONE』商品開発における協業を開始

『INZONE』と「Fnatic」が協業

 6月5日、ソニーは、本拠地を英国・ロンドンに置くプロeスポーツチーム「Fnatic」 と、同社が提供するゲーミングギア『INZONE』(インゾーン) に関して、商品開発における協業を開始すると発表した。

Sony INZONE | eSports Team Fnatic and INZONE partnership | Sony Official

 今後、ソニーの商品開発チームは、Fnatic所属のプロ選手と商品コンセプトおよび性能、技術に関する意見交換を行う予定としている。最初の試みとして、開発中の『INZONE』製品について、Fnatic所属選手たちが一連の製品テストなどを実施し、結果を反映させた商品づくりを行っていく。ソニーが長年培ってきた「高画質・高音質」を追求した独自のノウハウと、Fnatic所属選手たちの卓越したパフォーマンスや経験を組み合わせることで、ゲームの競技シーンにおいて「プレイヤーを勝利に導く革新的なゲーミングギア」を開発するとのことだ。

 また、ゲームコミュニティ向けのオンラインコンテンツをFnaticと共同制作することも明らかにされ、同社は「Fnaticファンや多くのプレイヤーにユニークな体験を提供していきます」とコメントしている。

 同社は昨年11月にプロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」とスポンサー契約を締結しており、その後3月末には「REJECT」にもスポンサードをおこなっている。今回の発表についてはスポンサードのみならず、商品開発における協業関係も築かれるということで、今後登場する製品がどのようにブラッシュアップされていくのか、期待したいところだ。

〈Fnatic CEO サム・マシューズ氏のコメント〉

「INZONEを長期的なパートナーとしてFnaticのファミリーに迎えることができ、とてもうれしく思います。最初の話し合いの中で、ソニーの先進的技術とFnaticのeスポーツシーンにおける世界的リーダーとしての18年以上の伝統により、ブランド間の連携は強固なものになると確信しました。世界トップクラスのプロ選手によって商品開発の限界を押し上げ、3,000万人を超えるグローバルなFnaticファンを通じてINZONEブランドを世界的に拡大し、観客を興奮させることを期待しています」

〈ソニー株式会社 パーソナルエンタテインメント事業部 事業部長 中村 裕氏のコメント〉

「eスポーツシーンにおける世界的リーダーであるFnaticと協業し、eスポーツ選手やゲームを愛するすべての人々に向けて新しいゲーム体験を開拓できることを楽しみにしています。ソニーの最先端の映像・音響技術とFnaticの比類ない専門知識を組み合わせることで、ゲーミングギアの共同制作やコンテンツ制作などの様々な取り組みを実施し、プレイヤーのゲームライフに新しい世界をもたらします。ソニーグループの経営の方向性は、「人に近づく」ことであり、ゲームコミュニティに寄り添うことを望んでいます。このパートナーシップを通じて、Fnaticファミリーの一員としてコミュニティの活性化をサポートしてきます」

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