ラトナ・プティが“憧れのヒーロー”と共闘を果たすまで にじさんじの冒険家が歩んできた旅路を振り返る

親しい仲間に見せる、自由奔放でイタズラ好きなラトナ・プティの姿

 彼女は『Apex Legends』『Overwatch』といったFPSジャンルのゲームを非常に得意としており、これまでの活動を通じてさまざまな企画・大会にも積極的に参加し、友人を増やしてきた。

 人見知りな一面がありつつも、仲良くなるにつれてマイペースな一面が徐々に露わになってくるようで、デビュー以前から長きに渡ってオンラインの対人タイトルをプレイしていた影響もあり、遠慮のない口調が飛び出すことも多々ある。

 チーム「なんもしてねぇ」として『VTuber最協決定戦』に出場、みごと優勝したメンバーであり、一緒にプレイすることに憧れていたという勇気ちひろ。同じマンションに住んでいたこともあり公私ともに仲の良い本間ひまわり。ゲーム遍歴が似ており企画・大会で一緒になることが多い奈羅花。別事務所・ぶいすぽっ!所属ながら「マイペース」な部分で共鳴した戦友・一ノ瀬うるはなど。

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 2019年8月から現在に至るまでに、親しくなったメンバーがいる場では、より素の内面が顔を覗かせやすいようだ。ここ最近では「人となりを知っていて、プロレスを仕掛けても大丈夫そうな優しい人」が相手であればためらうことなく口撃(もちろん“配信芸”として)することも増えているほどだ。

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 初配信の際、彼女が「丁寧な言葉を沢山覚えてきた!」と切り出していた辺り、今にして思えばデビュー当初から「自分の口の悪さを薄々自覚していたのでは?」などと勘ぐってしまいそうになる。

 もちろんこれらは仲の良い相手だからこそという前提があってのコミュニケーションであるが、ゲーム中に一緒にプレイする相手と煽り合ってじゃれ合ってみたり、斜め上の視点や鋭い言葉選びによるエッジの効いた発言の数々は、少し先にデビューしていたアルス・アルマルにも通じる部分だろう。

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 こうした姿は配信を通じてリスナーの目にも触れる光景ではあるが、プティ本人の口や親しいライバーらから明かされる彼女の配信外の姿・エピソードからは、より一層マイペースな彼女の振る舞いを知ることができる。

 そのマイペースぶりは配信スケジュールにも表れており、定期的な配信枠を設けず、早朝4時、昼過ぎ、ときには深夜に突然配信を始めたりと、そのペースはバラバラだ。「寝れないから配信する」と口にして、深夜から早朝にかけてゲームをすることも度々ある。

 こうしてみるとマイペースどころか自堕落な人物に見えてしまうかもしれないが、その自由奔放な性格・言動、思いついてパっと行動するイタズラ好きな一面は、彼女が素の姿でいられる証左でもあり、それもまたラトナ・プティの魅力といえよう。

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