インターネットでワイヤレスイヤホンを探そうとすれば、一度はSOUNDPEATS（サウンドピーツ）というブランド名を見かけたことはないだろうか。Amazonや楽天、ヨドバシカメラなどで取り扱いがあるこのブランドは、2010年に中国深センにて設立された。

　今年で創立13年を迎えるSOUNDPEATSは、数々のイヤホンを手掛けてきた。そんな同ブランドの集大成といえるモデルが、ついに登場した。その名は『Opera 05』。さっそくその聴き応えをレビューしていこう。

　ちなみに『Opera 05』は、2023年5月23日までクラウドファンディングサイト「Makuake」にてキャンペーンを実施しており、歴代応援購入ランキングイヤホン部門TOP9にランクインした。定価よりも最大35％お得に購入できるため、レビューを読んで気になった人はぜひチェックしてもらいたい。

Makuake購入リンク：https://www.makuake.com/project/soundpeats_opera/

フラッグシップを体現したかのような高級さ

　まず、本体を見て目を引くのが、ところどころにゴールドをあしらった高級感あふれるデザインだ。初めて実物を見たときは、まるでアクセサリーかと思ったほど。ケースの内側にはシボ加工のような質感が施されており、ファーストコンタクトから満足させてくれる。

　こちらがイヤホン本体。サイズはやや大ぶりで、重量は片耳につき約7.3g。

　よく見ると筆記体で「design by SOUNDPEATS」と書かれている。シグネチャー（署名）を思わせるデザインだ。

　本体を横から見るとこんな感じ。耳に接する部分は「パッシブ効果」と呼ばれる、耳栓のような効果が得られる形状になっている。アクティブノイズキャンセリング（ANC）と組み合わせることで、最大-30dbの協力な消音効果を発揮してくれる。

　ケースにも注目してみよう。充電端子はもちろんUSB Type-C。フタの境界やロゴ部分、端子周りにはゴールドのパーツが配置されている。ケースはプラスチック製だが、パールのようなきらびやかな加工が安っぽさを感じさせない。

　また、カラビナ付き、ファブリック製のイヤホンケースカバーも販売しており（Makuakeにて購入可能）、持ち運びの際にカバーを使用することで、ケース本体を傷から守ることもできる。