石塚朱莉のイケてる“ゲームの間”(第0回:ガジェットYouTuber・たこまる対談)

石塚朱莉 × ガジェットYouTuber・たこまる対談 最高のPCゲーム環境を求めて“マイナスからの挑戦”

 NMB48においてゲーム好きアイドルとして活躍し、卒業後もストリーマー・役者など幅広く活動する石塚朱莉。彼女にはひとつの悩みがあった。

「PCゲームの環境を見直したい!」

 というのも、とある理由でPCゲームの環境に不備が出てしまい、著しくパフォーマンスが落ちている状態なのだという。これを機に全体的に使っているガジェット・インテリアを見直したいとのことで、今回から石塚が最高のPCゲーム環境を構築するまでの連載「石塚朱莉のイケてる“ゲームの間”」がスタート。まずは第0回として、全体の完成イメージを膨らませるべく、人気ガジェットYouTuberのたこまる氏をゲストにお迎えし、最高のPCゲーム環境の作り方を根掘り葉掘り聞いていくことにした。

たこまる氏も思わず驚愕 石塚朱莉の“圧倒的にマイナス”なPC環境

たこまる、石塚朱莉

――今回、石塚さんがゲーム環境を整えていく連載をスタートさせるということで、その道のプロフェッショナルをお呼びしたいと思い、以前にお部屋も拝見させていただいたご縁もある、たこまるさんをお呼びいたしました。ただ、現在の石塚さんのゲーム環境はイチからと言っていいのか、ゼロからと言っていいのか……。

石塚:そう、マイナスからのスタートなんですよ。

たこまる:マイナスですか?

石塚:私は普段、TwitchやYouTubeで配信をしているんですけど、配信前にカメラの位置を調整しようと机を動かしたら、そのまま机ごとタンスに突っ込んでしまって……。この写真、わかりますか?

石塚朱莉

たこまる:え……これ、机が倒れてる状態ということですか? 完全にマイナスですね(笑)。

石塚:そうなんです! 重すぎて倒れてしまって……なので、いまの私のゲーム環境は“床”なんですよ。

たこまる:初めて出会いました、ゲーム環境が“床”の方(笑)。PCもモニターも床に置いてあるじゃないですか。

たこまる、石塚朱莉

――モニターも元々デュアルモニターではあったんですけど、それも破損してしまったんですよね?

石塚:そうなんです……。床に置いてることを忘れてしまって、夜中に寝ぼけてがしゃがしゃと、2枚抜きしちゃいました。

無惨な姿になってしまったモニターたち

たこまる:ええー! 本当だ。がっつりですね。

ーーこの一連の“事故”、実はちょうどこの企画を計画しているときに起きたことなんですよ。イチからゲーム環境を整えていきましょう、という話をしていたのが……。

石塚:地面生活になってしまって(笑)。たこまるさん、お願いします。助けてください!(笑)。

たこまる:大変ですよね。ぜひお力添えしたいです。

――ちなみに、たこまるさんはどのくらいの頻度で部屋のデザインを変えていらっしゃるんですか?

たこまる:僕の理想は月に1回なんですが、それだととんでもないことになっちゃうので、いまのところは2ヶ月に1回変えるようにしています。

――隔月でもすごいです。その間にもガジェットの紹介などは頻繁にされていますよね。それぞれのアイテムはどんな基準で選んでいますか?

たこまる:僕は新商品を全て手に入れるタイプなので、選ぶというよりは「出たらとりあえず手に入れる」という感じですね。強いて言えば、有名なブランドのデバイスや僕が好きな見た目のデバイスの情報は積極的に集めるようにしています。

 最近は性能面も年々進化してきているので、たとえば今までになかった新機能がついたものなどは意欲的に手に取るようにしていますね。

石塚:私の場合、まずはデスクからですね。どんなことに気をつけて選ぶといいですか?

たこまる:まずは倒れないっていうのが大事で。

石塚:それは絶対にそうですね(笑)。

たこまる:実際、ぐらついてしまってタンスにぶつかってしまうとか、石塚さんみたいな事例はあるんですよ。モニターを何枚も乗せると重くなってきますし、モニターアームを使うと重心が偏ってしまいますからね。なので、単純に耐荷重だけで見るよりも、足周りの作りがしっかりしているものであったり、バランスが取れる机を選ぶのが大事だと思います。モニターは何枚使われる予定ですか?

石塚:いまのところは2枚です。

たこまる:2枚となると、机の横幅は140cm以上は欲しいですね。モニターアームを使うかにもよるんですけど、横幅が140cm以上あると、2枚置いても狭く感じにくいです。

 組み合わせができて、かつ重さがしっかりある机を選ぶと、見た目も好みに合わせられて、倒れにくくておすすめですよ。たとえば、僕の好きなIKEAやKANADEMONOは足と天板を別で選ぶことができて、自分好みのデザインが作れるんです。KANADEMONOのデスクは足が頑丈でしっかりと重さがあるので、モニターを乗せてもぐらつきにくくて良いと思います。

たこまる

石塚:なるほど、足腰が大事なんですね。昇降式のデスクも気になっているんですけど、どう思いますか?

たこまる:昇降式デスクは僕も使っているんですけど、めちゃくちゃいいですよ。というのも、昇降式ってそもそも重たく作られているんですよ。なかには30kgくらいのものもあるので、モニターを乗せても安定感があります。

 特に「FlexiSpot」の昇降式デスクはおすすめです。ただ、配線が少し難しいので注意が必要です。マルチモニターを使うとケーブルが増えますし、たとえば高い状態に合わせると下げたときに余った部分がたわんでしまうなど、配線の仕方は調節が必要になりますね。

石塚:隔月で部屋を変えているとおっしゃっていましたけど、配線の整理も毎回やっているんですか?

たこまる:やろうと思えばできるんですが、難しいときもありますね。ただ、一回でこだわりの部屋を作りたいという場合であれば固定しても問題ないと思います。

石塚:家で作業することが多いので、そのうちレイアウトに飽きちゃうかな、とも思うんですよね。部屋を変える際、コンセプトを決めてから変えるんですか? それとも気付いたら方向性が決まっているんですか?

たこまる:新しく出たデバイスがすごくいいと思ったら、それに合うデスク環境を作ろうみたいな……服を選ぶのと似た感じで考えることが多いですね。最近だとLogicoolから「AURORA COLLECTION」という可愛い系のシリーズが出たので、白い雲のモチーフで小物を選んでみたり、お月さまのライトを置いたり、PCも白いものにして。壁紙もふわふわしてるやつを選んだりと、デバイスから考えることが多いかもしれないです。

石塚:なるほど、デスク環境もファッションの時代なんですね。

石塚朱莉

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