世界一のカメラで実際に撮影してみる

　それでは実際に『HONOR Magic5 Pro』で撮影を行ってみた。場所は香港。曇天気味の天気だったがくすんだ色合いにはなっておらず、フェリー船体の金属の質感もよく表している。また肉眼では空は白一色の雲に覆われていたが、『HONOR Magic5 Pro』のカメラを通すと雲の濃淡をしっかり表現している。

　0.5倍の超広角は十分引きのある絵を撮影できる。また3.5倍望遠はデジタルカメラの90ミリ相当の中望遠であり、いい具合に拡大撮影ができるほか、ポートレート撮影にも向いている。

　デジタルズームでは最大100倍の望遠に対応する。高倍率時はカメラのプレビュー内に1倍相当の全体の構図もミニウィンドウで表示されるため、どのあたりを拡大しているかを確認しながら撮影できる。

　実際に100倍で撮影してみた。遠くの小さな点ほどのオブジェクトもかなり大きく撮影できる。とはいえデジタル処理による拡大なのでノイズの多い写真となってしまう。実際に使ってみた感じでは、30倍程度までならSNSへのアップでもある程度きれいに見ることができる写真を撮影できた。

　ボケを活かせるアパーチャモードで、ボケ最大で撮影してみた。デジタル補正ながらいい具合に遠近感のある写真を撮影できる。

　そして夜景モードは明暗のメリハリが十分であるとともに、無理に明るさを強調するような不自然な仕上がりでもなく、夜景の美しさを十分引き出してくれるAI処理が行われる。夜景を撮ることも十分楽しめるカメラと言えるだろう。世界トップクラスのカメラを誇るHONORのスマートフォン、いつか日本でも体験したいものだ。