総勢40名のフランス人高校生たちが来日する動画が話題 YouTuberが日本と海外を繋ぐ架け橋に

 近年YouTubeでは、海外から日本に訪問した人たちが、さまざまなアクティビティや食事を楽しむコンテンツが話題に上がっている。2023年4月29日には、日本人のゲントクとフランス人のアマンディーヌが運営しているボンソワールTVで、総勢40名のフランス人高校生が日本を訪れる動画が公開された。現在、本動画は180万回以上の再生数を獲得しており、急上昇ランクにも浮上中だ。

 動画内では、もともと日本に興味を持っていたフランス人たちが集結。彼らは、フランスで日本について学ぶ部活に所属しており、今回来日するためにアルバイトなどで費用を貯めたそうだ。アマンディーヌは、視聴者から貰った寄付も活用して、生徒たちにサプライズで東京湾の屋形船に招待する。乗船前には「夢みたい!最高の気分だ!」と、一行は興奮を隠しきれない様子を見せていた。

 屋形船では、刺身や天ぷらなどさまざまな料理が出される。「人生で一番美味しい」とかなり評判が良く、全員が食事を楽しんでいた。食事のあとは、ビンゴ大会で盛り上がる一行。『進撃の巨人』や『ONE PIECE』など、フランスでも人気が高い作品の柄が施されたシャツや、天然漆のお箸などが配られる。

 また、動画の最後には、視聴者から折り紙やお守り、京都名物のお菓子など、さまざまなギフトが贈られた。プレゼントを貰った高校生や先生たちは「視聴者さん大好き!」「ここまでやってくれるのは感動的です…」と、大きな感謝を示している。コメント欄でも「見終わったあと涙がとまらなかったよ。」「両国親善の架け橋になっていただきありがとうございます」など、感動の声が寄せられていた。

 今回の動画内では、来日したフランス人たちが、日本の食べ物やギフトだけでなく、何気ない建物などにも感動を示している様子が見受けられた。その国の良さは、長年住んでいるとなかなか気付けないこともある。改めて日本の良さを再認識したい方や、日本を純粋に楽しむ生徒たちを見て癒されたい人も、ぜひ今回の動画を視聴してみてほしい。

 日頃から海外と日本の文化の違いや、食べ物などについて発信しているボンソワールTV。彼らのコンテンツは単純に面白いだけでなく、フランスと日本を繋ぐための架け橋となっていることが魅力だ。動画を通して日本への情熱や想いを発信し、それを受け取った多数の視聴者が支援できるというのは、ユーザー数が特に多いYouTubeならではの利点でもある。今後も、ボンソワールTVのようなチャンネルが、日本と海外との結びつきをより強めてくれることだろう。

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