連載「十束おとはの『テック・ファウンダー』」第8回:『RED° TOKYO TOWER』

インドアゲーマーだって外に出たい……そうだ、“ゲーミング散歩”しよう! 十束おとはの『RED° TOKYO TOWER』探訪記

 みなさま、こんにちは。十束おとはです。

 4月を迎えすっかり暖かくなりましたね。冬の間は寒くて外出するにも気が進まなかったのですが、最近はぽかぽか陽気!

 インドアゲーマーの私もさすがにお外に出たい! そしてもうGW!! ということで、今回はesportsパーク『RED° TOKYO TOWER』に遊びに行ってきました。

 『RED° TOKYO TOWER』とは、2022年4月にグランドオープンした、東京タワーのフットタウン内にある日本最大規模のeスポーツパーク。最新のゲームタイトルをプレイしたり、世界最先端のXR技術を搭載したスタジアムで大会やイベントを楽しんだりと、あらゆる場面で遊びを詰めこんだ「異次元のエンタメ体験」を提供する空間を追求している施設です。

 SNSやテレビなど多くの媒体に紹介されているのを目にしていて1年前のオープン時から気になっていた場所でした。ゲームというと座ってプレイするイメージがありますが、その時観た映像では皆さん汗だくになりながらゲームに熱中していて衝撃を受けたことを覚えています。一体どんな場所なんだろう……。

 うきうきわくわくで東京タワーに向かいました。まず、東京タワーに行くという立地からテンションが上がりますね! 近くに東京タワーが見えた時には、思わず写真を撮りました。

 さてさて、遂に『RED° TOKYO TOWER』へ到着しました! 入り口からサイバーな雰囲気がびゅんびゅん伝わってきて、すでにテンションMAX。

 いざ、中へ! すると……。

 とてつもなくかっこいい空間が広がっていました。鳥居をイメージして作られたそうで、海外から遊びに来た方の心もぐっと掴みそう。ここを抜けた先には、いよいよゲーミングフロアが……! わくわく!

 今回はいくつかアトラクションを体験させていただいたので、その模様をお届けいたします。

SPIRIT OVERFLOW

近未来の東京を舞台にしたインドア・サイクリングの陣取り合戦型espots

 最初に体験した『SPIRIT OVERFLOW』は、自転車を運転しながら色を塗っていき、陣地を広げていくゲームです。目の前にある画面を見ながらペダルを漕いで進んでいくのですが、思っている以上に運動量があり、終わった後にはどこか爽快感が残りました。ゲーム中は陣地を広げるのに必死で気が付かなったのですが、脚がぷるぷるする程に漕いでいたようで……次の日、無事筋肉痛になりました(笑)。普段あまりゲームをやらない方も楽しく遊べて健康にも良いという点が魅力だと思います。ちなみに私は自転車に乗ることができないのですが、そんな私でも楽しく遊べたので、運動神経に自信のない方もぜひ挑戦してみてください!

VAR BOX

シューティングスポーツをコンセプトにした、誰でも気軽に楽しめるVR esportsマシン

 次に体験したのは『VAR BOX』! 3つのステージで対戦・協力プレイが楽しめるVR esportsマシンとなっています。そのなかからで私が選んだのは『BLOCKADE』という本格派絶叫ゾンビシューディング。全方位から襲ってくるゾンビたちを倒していくというなんだかスリリングなゲームです。ひとりでも楽しめるそうですが仲間がいたほうが楽しそうだなと思い、急遽マネージャーの松田さんにも参加してもらって、ふたりでゾンビに立ち向かうことに。

 早速VRゴーグルをつけ、武器を持ってゲームスタート! ゲームだとわかっていても全方位からゾンビがやってくる怖さが襲ってきて、コンセプト通り絶叫しながら楽しくプレイできました。

 最後にスコアも出るのでやりこみ要素もたっぷり。何回も挑戦したくなる楽しさでした。

RED°DRONE

障害物ドローンレースをメインにはじめての人も楽しめるイベントも

 お次は重さ約34gのマイクロドローンを使ったダイナミックな障害物ドローンレースを楽しめる『RED°DRONE』。私は完全なるドローン初心者なので、操作に少し不安があったのですが、並んでいるときに操作方法の動画が見られたり、係の方が事前に説明してくださったので安心して遊ぶことができました。

 とはいえ、頭では理解しているものの操作がままならず、迷レースとなってしまいましたが……。短い時間でドローンレースの魅力がぐっと詰まったアトラクションだなと感じました。私の前に体験していた方はふたりでドローンレースをしていて、お互いのドローンを落とそうと高度な戦いをしていましたよ。

MULTI SPORTS

野球・サッカー・アーチェリーのプレイを通じて、異星人から地球を守るゲーム

 速球勝負のストラックアウト、フリーキック、的当て、バトルモードなど、3つのスポーツから好きなものを選んで多彩なゲームモードで遊ぶ『MULTI SPORTS』も体験。私は今回サッカーを選択しました。ゴールを狙って実際にボールを蹴って遊ぶのですが、これまた爽快感があって最高に楽しかったです。キャラクターも可愛いので小さいお子さんにも人気がありそうなアトラクションだなと感じました。ステージが進むたびに難しくなっていくので「これはクリアしなくては……」というゲーマー魂に火がつくアトラクションでした。

VALO JUMP

エアートラックとARが融合したフィットネス感覚のフィジカルゲーム

 お次は『VALO JUMP』。エアートラックを使ってゲームの主人公になったような気分を味わえるスポーツ。ジャンプするプレイヤーの姿をカメラがとらえ、正面のモニターのゲーム画面に自分のキャラクターが映しだされるので、まるで自分がゲームの中に入ったかのような感覚が味わえます。ジャンプで敵を攻撃するので終始跳びながら左右に移動していく必要があり、終盤は体力の限界。終わった後はなんだか達成感に満ち溢れたアトラクションでした。

SISYFOX

大玉を転がして、キツネに模したアバターで楽しむデジタルインタラクティブ・コンテンツ

 最後は狭い山道、暗い洞窟、乾いた川を乗り越えて、全力全速でゴールを目指していく『SISYFOX』。かわいいキツネになって大玉を転がすのですが、すでにこの時の私は満身創痍。最後の力を振り絞って挑戦したのでした(笑)。一見、大胆で簡単そうに見えるものの、繊細なプレイが必要なゲーム。やりこみ要素もありつつ、ふたりでわいわいプレイもできるので、小さい子たちが楽しそうに遊んでいるのが印象的でした。

 以上、ここまで私が体験したアトラクションなのですが、このほかにもたくさんのアトラクションやフードコーナー、ボードゲームができる場所など、1日中楽しめるスポットだなと感じました。ゲームというと、身体を動かさずに座ってやるもの。家で楽しむもの。というイメージを持たれる方も多いかと思いますが、そのイメージを良い意味で覆してくれるエンタメ施設。今後このような施設は増えていくのでは、とひとりのゲーマーとしてわくわくが増した1日でした。

 今年のGWは数年ぶりに外出される方も多いのでは? ぜひRED° TOKYO TOWERに遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

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