連載:著名人に聞く「ゲームと音」の重要性(第五回:武知海青)

THE RAMPAGE・武知海青が語る、妥協したくない“ゲームと音”へのこだわり

 ゲーミングギアが多く普及し、プロゲーマーや配信者のみならず、日常的にハイエンドなガジェットをあらゆるプレイヤーが使用するようになった近年。ゲームにおける”音”について、ゲームを愛するタレント・アーティストたちはどのように考えているのか。

 2001年にデンマーク・コペンハーゲンで創業された、品質、技術、機能性にフォーカスするゲーミングギアブランド『SteelSeries』とタッグを組んだ連載企画『著名人に聞く「ゲームと音」の重要性』。第五回には、16人組ダンス&ボーカルグループ THE RAMPAGEの武知海青が登場。彼のシブいゲーム遍歴やゲーミングガジェット・ゲーム配信へのスタンス、ゲームと音へのこだわりをはじめ、『SteelSeries』の人気ゲーミングヘッドセット「Arctis Nova」シリーズのインプレッションなどを語ってもらった。(編集部)

ゲームとの出会いは、のめり込むほどハマった『サドンアタック』から

武知海青

――まずは、武知さんがゲームに出会ったタイミングや、そのきっかけとなったタイトルを教えてください。

武知:12年くらい前、『サドンアタック』に出会ったことでゲームにハマっていきました。中学校3年生のときに友人がやってるのを見て、自分もやりたいと思ったんです。当時、週6でダンスと水泳のスクールに通っていたんですけど、学校から走って帰って30分ほど、ワンマッチだけプレイしてすぐに水泳に行く、みたいな生活をするくらいハマっていて。

 高校受験の時期も、受かったらパソコンを買ってもらうという条件をつけて受験勉強するくらいでした。それから自分のノートパソコンを買ってもらって、そのときはWi-⁠Fiがある場所もそこまで多くなかったので、毎日ルーターとパソコンを持ち歩いて……3〜4万くらいのパソコンだったんですけど、壊れるまで愛用しましたね(笑)。

――最初にハマったPCゲームが『サドンアタック』というのはシブいですよね。そこに至るまでにシューティング系のゲームはやっていたんですか?

武知:やっていないんですよ。Wiiの『大乱闘スマッシュブラザーズ』や『スーパーマリオギャラクシー』、『マリオパーティ』とかはやってたんですけど、それも友人が来たらやる程度でした。

――ということは、初めてのめり込むほどハマったゲームが『サドンアタック』だったんですね。

武知:そうですね。いまは『Apex Legends』をずっとやっていて。最近は『VALORANT』にもハマりつつあります。『VALORANT』はそれこそ『サドンアタック』のゲーム性を思い出しますね。ヘッドショットを当てると1発で倒せる、みたいな部分はまさにそうですし、昔の自分を思い出させてくれるゲームで、ちょっと感動しています(笑)。

――好きなゲームジャンルとしてはシューティング系と一貫しているようにも思えます。

武知:そうですね。でも最近は育成ゲームの『Winning Post 10』をやり始めて。もう、大変なくらいハマっちゃいまして(笑)。1日12時間くらいやるときもあるみたいな。

――一度ハマると、がっつりプレイされるタイプなんですね(笑)。

武知:長いですね。一度ハマっちゃうと大変で。FPSをやっていて集中できる時間が2時間から3時間で、その時間FPSをやったあとに育成ゲームをのんびりお酒飲みながらやるというのが、自分の中のルーティンでもあるんです。なので、全体でいうと1日に5、6時間はゲームをしてますね。

武知海青

――武知さんはゲーム配信もされていますが、『Winning Post 10』は完全にプライベートで楽しむ枠という感じですか?

武知:プライベートですね。じつは最近、競走馬にも興味を持ちはじめているんですが、シナリオの中に2024年から始められるというのがあって。「最近の馬を知れるかも!」と思ってプレイし始めたんです。でも、2040年くらいまで進めて、気付いたら存在しない馬しかいなくなってしまって……「これじゃだめだ」って(笑)。なので、それからは1970年代のシナリオで始めて、徐々に知っている馬に近づけていこう、という感覚でプレイしてます。

――未来になっちゃいますもんね(笑)。逆に、配信でゲームをやる際に心がけていることはありますか?

武知:僕は「見せるからにはある程度スキルが欲しい」と思っちゃうタイプなので、自分の中で自信がついてから配信するようにしています。

 なので、逆に配信でまだ見せていない『VALORANT』や『Winning Post 10』はまだ自信がないタイトルなんです。もうちょっと知識とかスキルをつけてから見せていかないと、心からゲームを楽しめないような気がして。

――周りの目が気になっちゃう、みたいな感覚ですか?

武知:そうですね。あと、僕は褒められるとすごく嬉しくなるタイプなんですよ。なので、自分も自信があるし、見ている方に褒めてもらえるという、相乗効果で楽しめるゲームであれば、どんどん配信していきたいなと思っています。

武知海青

――それは面白いですね。人によってはカジュアルにやって上手くなっていく様子を見せたいという方もいますが、武知さんはどちらかというとプロフェッショナル意識が先に働くんですね。

武知:そうかもしれないです。なので、オフのときは完全に自分の世界に入りたい、というのもあって配信できないことが多いですね。配信をしているとコメントをいただくこともあるので、それにリアクションをしているとどうしても100%ゲームに集中できないというか。

――それこそスキルと自信があって、80%でもちゃんとプレイできるくらいにならないと配信するのははばかられるということですよね。

武知:そうですね。

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