楽器演奏者の必須アイテムに? 独自の超低遅延技術を実現したストレスフリーなワイヤレスヘッドホン『YH-WL500』

 ヤマハ株式会社は、ヘッドホンの新製品として楽器演奏用ワイヤレスヘッドホン『YH-WL500』を5月に発売する。価格は49,500円(税込)で、初年度の販売合計は5,000台を予定しているとのことだ。

 最大の特徴は、ヤマハの独自技術が可能とした再生遅延0.004秒以下の高速ステレオ通信だ。標準的なリスニング用のBluetoothヘッドホンの再生遅延は約0.1秒から0.2秒程度とされており、この遅延はシビアなタイミングが要求される楽器演奏において許容できる遅延ではなく、これまでBluetooth接続を用いたワイヤレスヘッドホンは楽器演奏用には不向きとされてきた。しかし、『YH-WL500』はYamaha Guitar Group, Inc.のブランド「Line 6」が長年培ってきたワイヤレス技術と当社のオーディオ技術を結集し、有線ヘッドホンと遜色のない演奏体験を可能としている。

 本製品は、ギターアンプやマルチエフェクター、電子楽器などのヘッドホン端子に『YH-WL500』の台座部(トランスミッター)を接続するだけで、プレーヤーは楽器に最適化されたサウンドで、ワイヤレスの自由と利便性を手軽に楽しむことができる。『YH-WL500』は、セミオープン型ヘッドホンのため長時間の演奏でも疲れにくく、またスマートフォンなどのデバイスとBluetooth接続することで、音楽を聴きながら演奏することも可能だ。

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『YH-WL500』

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