2023年1~3月YouTubeチャンネル総再生数ランキング 東海オンエア、フィッシャーズなど古参クリエイターが上位を独占

 株式会社BitStarが自社で開発した分析ツール「Influencer Power Ranking(IPR)」のデータに基づき、2023年1〜3月の期間にYouTubeに投稿された動画において、同期間に多く再生されたチャンネル(ショート動画クリエイターを除く)のランキングを発表した。

チャンネル総再生数ランキング(ショート動画クリエイターを除く)

 2023年1月1日〜3月20日にYouTubeに投稿された動画において、同期間に多く再生されたチャンネルのランキング。該当期間において、ショート動画再生数が全体の80%を超えるチャンネルを除いて集計をしている。

1位 1億6479万回 東海オンエア
2位 1億3129万回 Fischer's-フィッシャーズ-
3位 1億2853万回 きまぐれクックKimagure Cook
4位 1億2392万回 LiaqN【りあん】
5位 1億2020万回 コムドット
6位 9527万回 ヒカル(Hikaru)
7位 9510万回 THE FIRST TAKE
8位 9282万回 はじめしゃちょー(hajime)
9位 7847万回 HikakinTV
10位 7818万回 FNNプライムオンライン
11位 7405万回 ウンパルンパチューブ
12位 7239万回 Snow Man
13位 7212万回 スカイピース
14位 7181万回 oricon
15位 7024万回 ばんばんざい
16位 7005万回 朝倉未来 Mikuru Asakura
17位 6907万回 docomoOfficial
18位 6880万回 もちまる日記
19位 6058万回 キヨ。
20位 5830万回 DAZN Japan

インフルエンサー・アナリスト大山純平による分析

第1位 東海オンエア

 動画を出せば100万再生を超え、男女問わず人気な「東海オンエア」が1位に。通常動画の本数と質の高さをキープしていることも勝因だろう。2022年2月から11カ月間、メンバーそれぞれが他メンバーにバレないよう、〇〇禁止・縛り生活を行う「実はメンバー全員「1年間○○生活」していました…!」が2023年1月29日に公開され、YouTubeの急上昇ランキングでも1位に。6人の個性と、企画力の高さを象徴する結果となった。

第2位 Fischer's-フィッシャーズ-

 1月3日に公開された名物企画「100分間鬼ごっこ」は過去最多人数で実施し、過去のオンライン鬼ごっこで完走した視聴者を招待するなど、グレードアップした内容となった。動画のコメント欄では視聴者への応援コメントも多く、急上昇ランキングでも1位を獲得。名物企画でさえもアップデートさせ、視聴者を飽きせない工夫が実を結んだ。

第3位 きまぐれクックKimagure Cook

 アサヒスーパードライとのタイアップ投稿は該当期間に2回実施し、今年度も継続的に実施中。アサヒビールからは、ビールだけでなく食材も提供され、調理・実食までを行う名物コンテンツとなっている。見るだけで食欲をそそる動画は、18−34歳の男性を中心に人気。

「チャンネル総再生数ランキング」総括

 ショート動画クリエイターを除いたランキングを算出したところ、東海オンエアやフィッシャーズ、コムドット、はじめしゃちょーなどの古参クリエイターが変わらず人気を博していることが判明した。とはいえ、古参クリエイターも全体の再生数のなかでショート動画の割合は高く、フィッシャーズが55%、きまぐれクックが76%という結果が出ている。2023年2月1日よりYouTube ショートの収益化が始まって、今後はショート動画クリエイターと通常動画クリエイターの垣根がなくなっていくことが想定される。

2023年1~3月YouTube動画再生数ランキング WEB CMが目立つなか、King & PrinceとSnow Manが上位入り

株式会社BitStarが自社で開発した分析ツール「Influencer Power Ranking(IPR)」のデータに基づき、…

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