フィッシャーズ・シルクロード、自宅に“本気の隠し部屋”を制作 YouTuberの遊び心溢れる特注の本棚

 YouTuberグループ「フィッシャーズ」のリーダー・シルクロードが、自宅に備え付けた秘密の隠し扉を紹介した。

この本棚は“隠し扉”になっているので紹介します。

 2023年2月9日にYouTubeチャンネル「ロードシルク」に投稿した「この本棚は“隠し扉”になっているので紹介します。」と題した動画でシルクは、自宅のあまり公開していない部屋を披露すると説明。「部屋ってほどのところではないんですけど、部屋にしました」というこの一室は、掃除機や撮影用の三脚などが無造作に置かれたこじんまりとしたスペース。壁には、香取慎吾からもらったシルクの似顔絵入りTシャツも飾られていた。

 「特に見せたいのはこちらですかね」と言って指さしたのは、部屋の中で一際存在感を放つ、巨大なアンティーク風の本棚。シルクは「こちら本棚式扉でございます。この後ろに実は部屋があります。これ隠し扉になっています」と明かした。本棚には、ずらりと並べられたコミックスのほか、フィギュアにグラス、電気が流れるショックペン「ビリビリペン」なども置かれていた。また、最上部には古びた時計のオブジェも搭載。時計の文字盤には小さく「Fischer's」「2010」と、グループ名&結成年が刻印されており、さりげないこだわりを感じさせる。

 この本棚兼隠し扉には、いくつかの仕掛けが施されているという。数あるコミックスの中から『今日から俺は!!』を奥に押し込むと本棚が動き出し、隠し部屋へ入室することができるそうだ。しかし、間違った漫画本を押してしまうと「グラスが割れる」「ビリビリペンが飛んでくる」「時計の針がぐるぐると回りだす」「『3月のライオン』の8巻が飛び出る」「上からお札が降ってくる」といったギミックが生じるのだとか。そんな仕掛け盛りだくさんの隠し扉の向こう側は、トレーニング器具を設置した筋トレルームとなっていた。

 なお、本棚は市販品ではなく、様々な人と会議を重ねて作成した完全オーダーメイド品とのこと。シルクは「大人の本気というやつです。なので、この本棚まあまあ高いです。まあまあじゃない。すごく高いです」「これは僕の家の自慢の珍品ですね」と誇らしげに伝えた。さらに動力源は「小型のバイクを動かすモーター」というから、実に手が込んでいる。

 苦労して一点物の本棚を作ろうと思った理由は何なのだろうか。シルクによると「単純にロマン。これを昔から作りたいと思っていた」そうで、かつて熱中した人気RPG『キングダム ハーツ』にインスパイアされたという。同RPGでは、集めた本を本棚の所定の位置にはめ込むと隠し扉が開くステージがあり、「なんてオシャレなんだ」と感銘を受けたらしい。シルクは「本棚の奥に何かある』ってすごい夢なんですよ。僕はその夢を抑えられなかった

 YouTuberという夢の職業をやっているのに、自分の夢を抑えてどうするんだと」と力説した。

 コメント欄には「シルクってほんと夢実現させてる感じすごいし羨ましい」「企画も考えも、家までも、夢や憧れの塊」「本当にシルクさんの家って夢詰まってるよね」などの声が寄せられている。

 これまでも動画で、家の中に所狭しと並べられた推定総額615万7950円のフィギュアを紹介したり、合計3869冊の漫画が並べられた”漫画喫茶状態”の自宅を公開したりと、少年時代の憧れを具現化したような”夢の家”の一部分を披露してきたシルク。ちなみに今回の動画でシルクは、隠し扉の向こう側にある筋トレルームを、「近々大改造する」と予告していた。創意工夫と遊び心をもって、どんな予想の斜め上をいく模様替えをしてくれるのか。引き続き注目したい。

3億円の豪邸に1億円超の別荘……なぜYouTuberは高価かつ巨大な撮影スタジオを求めるのか?

これまでYouTubeで親しまれてきた大型企画といえば、無人島企画や旅行企画などが挙げられる。これらの大型企画は撮影場所を借りて…

関連記事