耳の前にスピーカーが“浮く”。ソニーが新たに提案するスポーツ向けオフイヤーヘッドホン『Float Run』発売

ソニー、スピーカー部が浮くイヤホンを発売

 ソニーは、耳の前にスピーカーが浮くユニークなデザインのオフイヤーヘッドホン『Float Run(フロートラン)』を発売する。本商品は、耳の中に何も入れない快適な装着感と高音質を実現しており、ランニング等のスポーツ時やながら聴きなどに使用するスタイルのヘッドホンに、新たな選択肢が生まれた形だ。

 『Float Run』は、耳をふさがない構造のヘッドホンのため、周囲の音を自然に聞きながら、音楽などのエンターテインメントを楽しめる。耳の前に浮いたスピーカーから音が流れるため圧迫感や振動がなく、違和感や疲れの少ない音楽視聴が可能だ。

 イヤーハンガー(耳にかける部分)を含めた本体設計に、耳や頭部などのさまざまな身体データを活用しており、誰にでもフィットしやすいデザインを実現、長時間の使用でも快適に装着することが可能だ。また、電池や基板などの電気部品を耳の後ろ側に配置することで重心の位置を調整しており、激しく動いても安定した装着を実現している点はスポーツ向けならでは。

 IPX4(注1)相当の防滴性能や約33gの軽量設計など、特にランニングでの使用に適した仕様も嬉しい。スタミナ性能は、最大約10時間の連続音楽再生が可能で、約10分間の充電で約60分間の再生が可能な急速充電にも対応している。

 音質面では、直径16mmの大口径ダイナミック型ドライバーユニットを採用し、低音から高音までバランスの良い高音質を楽しめる。左右のスピーカーから、原音に忠実なステレオイメージを維持したまま音楽を聴くことができる。

 なお、本商品はクラウドファンディング(注2)において、ランニング時にも快適な装着感と高音質を実現するオフイヤースタイルの商品性などに高い評価を得て、商品化が実現した。

 『Float Run』はソニーストア 銀座、ソニーストア 札幌、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、1月24日より展示されている。また、ソニーの公式WEBサイトでは日本生命所属の陸上競技選手・桐生祥秀のインタビューも公開中だ。実際に着用して走っている様子や、使用感について語っているので興味のある方はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

注1:あらゆる方向からの、飛沫に対して本体機能を保護するもの。(USB Type-C端子のフタが完全に閉まっている状態であること。)
注2:2021年にIndiegogoにて実施。

■関連リンク
『Float Run』商品ページ
https://www.sony.jp/headphone/products/FloatRun/
桐生祥秀選手インタビュー特設ページ
https://www.sony.jp/headphone/special/FloatRun/

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