300円以下の「タッチパネル対応手袋」は使える? ダイソー、カインズ の製品を徹底比較

300円以下の「タッチパネル対応手袋」は使える?

 冬になると手袋を使う機会が多くなるが、気になるのはスマホやタブレットの操作だ。タッチパネルに反応しない手袋では、操作時に手袋を外すことになってしまう。これは地味に面倒なことではないだろうか。そこでタッチパネル対応の手袋が売られているわけだが、あまり高価な手袋は買いたくない。そうなった時に試してみたいのが100均やホームセンターの手袋だ。今回はダイソーとカインズホームのタッチパネル対応の手袋を実際に使い、比較してみよう。

まずはダイソーとカインズの手袋の暖かさをチェック

 今回比較するのはダイソーとカインズの手袋だ。

『タッチ手袋』

 ダイソーの手袋は『タッチ手袋』(以下、ダイソーの手袋)で価格は220円。裏起毛で厚手の手袋だ。

『タッチパネル対応 伸び伸び手袋 指付』

 カインズの手袋は『タッチパネル対応 伸び伸び手袋 指付』(以下、カインズの手袋)。価格は128円で素材はアクリルやポリエステル。こちらも裏起毛になっていて肌触りは柔らかい。

 手袋としての暖かさを比べると、ダイソーの手袋の方が優っていると感じる。生地が厚手で、裏起毛の毛足が長いのだ。

 一方で防風タイプではないので風を通してしまい、風が吹くとスースーと冷たさを感じるのは両方に共通している。また朝晩など気温が下がると指先が冷えてしまうので、徹底した防寒手袋ではないといえそうだ。

 タッチパネル対応になっているのは親指、人差し指、中指の3本。特に特殊な加工がされているようには感じない。

スマホの操作はできるのか?

 ダイソーの手袋もカインズの手袋も、「タッチパネルに対応」と書かれている。実際にスマホを操作してみよう。

ホームボタンを押せるかどうか

 まずはスマホ(iPhone 8)のホームボタンが反応するかどうか。

 こちらはカインズの手袋。ホームボタンは押せて、画面が立ち上がった。

 ダイソーの手袋も同じ。1回でホームボタンには反応をする。ホームボタンに関しては、ストレスはない。

パスコードの入力ができるかどうか

 次はパスコードの入力。ダイソーの手袋は1回では反応しなかった。何度もタッチしていると、タイミングによって反応する。でもいつ反応するかわからないので、かなりのストレスだ。最終的には、手袋をとってパスコードの入力をしてロック解除をすることになってしまった。

 カインズの手袋は、ダイソーの手袋よりは反応が良い。ただし、指の腹ではなく、爪の先でタッチするイメージ。またいつでも1回で反応するわけではなく、数回タッチしないとパスコードの入力ができないこともある。ロックを解除できても、アプリを開く時に苦戦してしまった。

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