『ドラ恋 in NEW YORK』3話ーー「今回のキスシーンはビジネスキスとは違う」 演技だけで終われない、惹かれ合う俳優たち

『ドラ恋 in NEW YORK』3話

 稽古中から日本語勉強中のクレアの台本の理解や読み込みに丁寧に付き合い続けていたしょうだいだが、今回初めて日本語でのドラマ撮影に臨むクレアに対しての配慮と優しさが変わらず光る。正式な台本が渡されたのが本番前日で、新しい台詞のインプットに苦戦するクレアの側を離れずずっとサポートしていた。また「台詞が出なかったらそのままでいい。俺が受け止めるから」というしょうだいの言葉ほど、このシチュエーションで心強い言葉はなかったのではないだろうか。また、撮影スタッフに撮影の段取りを少し変えられないか提案していた姿や、カメラ位置をクレアに教え「省エネで大丈夫」だとケアする姿も頼もしかった。ティッシュを代わりにもらったり手で日陰を作ったりと、とにかくクレアに少しでもストレスなくリラックスして集中できる環境を用意しようとするしょうだいの一挙手一投足に、スタジオの女性MC陣からは「優しすぎる」「とろける」と興奮した声が上がっていた。

 しかし、それにしてもクレアもタフだ。自分が周囲を待たせてしまっていると感じかねない状況下で、しかも初めてのことばかりの現場で、どんなに内心焦っていてもそれを表に出さず自分が今やるべきことに集中できる精神力の強さにプロ根性を見た。また、言い訳を一切せず努力し弱音を吐かない姿や、それでいて常に可愛らしく、殺伐とした空気とは無縁の初々しさが、単身でニューヨークに渡った孤独な女性という役柄とも上手くリンクしていた。

 この撮影を通して距離がまた一段と近づいた2人。しょうだいは本番前に「お芝居の中でこんなに真っ直ぐにキスをするの初めてだよ」と話していたが、本番終了後にはクレアのことを「好きになり始めている」「この現場が終わっても会いたいと思い始めている」と彼女の存在が自身の中で大きくなっていることを明かす。一方、クレアは“ドキドキ”とはまた違う“安心感”があると言い、ただこの気持ちも今後変化の可能性があることを示唆した。初めて尽くしの撮影がようやく終わり、その安堵感でまだ恋愛どころではないところも正直あるだろう。

さて、ドラマ第3話のペア決めは、男子がペアを組みたい女子を指名することになる。ペアを希望する女子が喜びそうなプレゼントを買って女子の元へ向かい、受け取ってもらえたら成立といういつも以上にドラマチックな一部始終が見られそうだ。

【場面写真】『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』3話ハイライト

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