これは楽しそうな軽がデビューしそうだ! 三菱自動車の『デリカミニ』がついに発表

 三菱自動車は新型の軽スーパーハイトワゴン、『デリカミニ』のスペシャルサイトを開設した。人気の高い軽スーパーハイトワゴンに新しい風が吹きそうだ。同車は初代デリカの発売から55周年を数える2023年初夏に発売予定だという。

まずは『デリカ』のヒストリーから振り返り

 デリバリーカーの略語から生まれた『デリカ』の歴史はトラックに始まる。それまでのトラックはフロントにボンネットを持つタイプが主流だったが、それを持たないエンジンの上に運転席を置いた“キャブオーバータイプ”として1968年にデビュー。

1969年にはバンモデルが追加され、乗用ユースのデリカコーチを設定。商用車としてスタートしつつも乗用車をラインナップに加えた。
一躍、人気車種になったモデルといえば、1986年登場の3代目ではないだろうか。


 本格的な4WDシステムを搭載し、ワンボックス車ながらも驚異の悪路走破性を備えたクルマとしてそのポジションを確率、4代目へと引き継がれた。余談だが、1994年に4代目が登場しているが、3代目モデルは99年まで製造され、在庫ということもあるが2004年まで販売されていた。ちなみに4代目はエンジンの搭載位置をフロントシート下から前に移動し、いわゆるフロントエンジンレイアウトを採用し、衝突安全性を高めている。

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