米YouTuber兼シェフがレゴ職人と料理対決? 寿司、ステーキなどを再現し凄腕を見せつける

 アメリカに住み、シェフ兼エンターテイナーとして活躍するNick DiGiovanni(チャンネル登録者数750万人)が、自身のYouTubeチャンネルで興味深い企画を行った。これまで、チャンネル内でさまざまなクッキングチャレンジやコンペティションを行ってきた彼は、今回なんとレゴ職人と料理対決をするらしい。

Cooking Challenge Against A LEGO Master

 今回動画に登場するレゴ職人であるアレックは、「マスター・モデル・ビルダー」というポジションについている凄腕の職人。これまで600万個以上のブロックでレゴのワークショップを行った経験があり、今回の勝負のためにボストンの「レゴランド・ディスカバリー・センター」までやってきた。

 コンペティションで作る料理は前菜、メインディッシュ、デザートの3つで、制限時間60分以内にすべてのメニューを仕上げる必要がある。果たして、どのような勝負が繰り広げられるのだろうか。

 ニックとアレックの2人は、まず前菜の寿司を作り始めた。プロのシェフであるニックは、キングサーモンを箱から取り出し、寿司に適した部位を中心に軽快にさばいていく。一方のレゴ職人のアレックは、同じく「マスター・モデル・ビルダー」であるショーンをスーシェフに任命し、2人で作業を進めていくようだ。スタッド(レゴブロックの上にある丸い突起)がないブロックや蝶番などさまざまな形をしたブロックを使って、たまごやマグロ・えびなどのにぎり寿司をつくっていく様子は実に興味深い。

 寿司をつくり終えた挑戦者たちは、メインディッシュであるステーキに取りかかる。日本から取り寄せた和牛でステーキをつくるニックに対して、アレックたちはTボーンステーキをつくるようだ。レゴ職人の2人は白色のブロックでT字型の骨を精巧に再現し、表面にはバターや付け合わせの野菜まで用意する徹底ぶりだ。一方のニックも、味付けや焼き加減の調整を慎重に行い、和牛ステーキをミディアムレアに仕上げていく。

 最後の課題であるデザートのメニューは、クレームブリュレだ。シェフのニックにとってお気に入りのデザートのうちの1つだそうで、ガスバーナーで焼き色をつける様子は実に手慣れている。対するレゴ職人のアレックたちも負けてはいない。寿司やステーキなどに比べるとブロックで表現しにくそうなイメージがあるクレームブリュレを、ツールや意外なパーツなどを用いてつくりあげていく様子は必見だ。

 果たして、このユニークな料理対決をどちらが制するのだろうか。結果に至る過程も含めて、ぜひ彼らのプロフェッショナルな対決を動画で直接確認してみてほしい。

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