「キスをしたいと思えるように“好き”な気持ちを作った」 メンバー最年少、22歳の髙橋大翔が『ドラ恋』出演で得たもの

 ABEMAの恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい』のシリーズ10作目、『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』が11月13日より放送される。

 同シリーズは、キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋は生まれるのかを追いかけていく恋愛番組。毎話、番組内の恋愛ドラマで主役を演じられるのは、オーディションで選ばれた男女1組だけというルールのもと、役を勝ち取るために相手役と稽古を重ねていくというものだ。新シーズンは、シリーズ初となる海外での全編ロケを敢行。アメリカ・ニューヨークに舞台にラブストーリーが繰り広げられていく。

 リアルサウンドテックでは『恋愛ドラマな恋がしたい in NEWYORK』(以下、『ドラ恋』)の出演者、全員にインタビュー。今回は、2017年に芸能界入りし、2020年にLINEドラマ『家族のLINEがしんどいw』で主演を務め、話題作への出演が相次ぐ髙橋大翔にインタビュー。今回が初海外だったという髙橋にニューヨークの街へのイメージや、好きな恋愛作品についてなどを話してもらった。(於ありさ)

ーー参加が決まった時の気持ちを教えてください。

髙橋大翔

髙橋大翔(以下、髙橋):とても嬉しかったです。海外での撮影や、オーディション、共同生活など不安なことはたくさんありましたが、人として、役者として「絶対ステップアップしてやるぞ」とワクワクしていました。そして、髙橋大翔という人間を知ってもらえるチャンスだと思いました。

ーー『ドラ恋』シリーズは観たことがありましたか?

髙橋:『ドラ恋』は出演が決まる前から好きで観ていました。同じ役者として共感するところがたくさんあり、自分だったらどうなるのかなと想像しながら楽しんでいます。

ーー『ドラ恋』でのご自身の注目ポイントを教えてください。

髙橋:今回は、僕が最年少メンバーなのですが、臆せず、自分をさらけ出しながら、無邪気にまっすぐ食らいついていったと思います。その必死さが、観ている人に伝わればうれしいです。

ーーキスシーン(稽古、本番含め)にはどのような気持ちでのぞみましたか?

髙橋:ペアの人のことだけを考えてキスをしたいと思えるように「好き」という気持ちを作りました。中途半端な気持ちだと、自分の中でも気持ち悪いですし、他のペアにも絶対に勝てないと思ったんです。

ーー今回の『ドラ恋』で、役者として学んだことはありますか?

髙橋:素の自分としてお芝居をしていたことで、いろいろな出来事が、いつもよりも自分ゴトとして捉えることができるようになりました。終わってから別作品の台本をいただくときも、『ドラ恋』で得た感覚を忘れず、シーンや心情をより本質的考えられるようになったと思います。

ーー一緒に共同生活をする男性メンバーとはどんなお話をしましたか?

髙橋:オーディションやドラマの撮影があるたびに、その場で何を感じたのか、どう思ったのか、なぜその行動をしたのか、どういう風に臨んだのかなど、とにかくよく話しました。みんな、考えることがそれぞれ違っていて、でも否定せず尊重しあって褒め合うみたいな空気感がすごく楽しかったですし、勉強になりました。

ーー今回の舞台はニューヨークとのことでしたが、ニューヨークにはどんなイメージを抱いていましたか?

髙橋:今回ニューヨークに行ったのは初めてでしたし、僕にとって初海外でした。もともと海外に憧れがあったのですが、ニューヨークなんて本当に夢の国でしたね。勝手なイメージですが、みんな片手にコーヒーを持って歩いていて、高層ビルだらけで、おしゃれでカッコいい人ばかりで……「The都会」というイメージを持っていました。

ーーニューヨークという街が、恋愛やお芝居に与えた影響はありましたか?

髙橋:キラキラした街だからこそ、自分が何者かになったような気持ちになって、闘争心が搔き立てられました。それと、いろいろな文化や個性を持つ人がいて、開放的で、自分を表現しやすい環境だと思いました。

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