はじめしゃちょー、動画編集のあり方を再考 トップクリエイターが語る“質と量”の葛藤

 2022年10月31日にはじめしゃちょーが自身のチャンネルを更新。視聴者に向けて動画編集のあり方を語った。

みんなに聞きたい事がある

 「みんなに聞きたい事がある」と題された本動画は、はじめしゃちょーが少し緊張した様子で話し始める。「みなさんにお聞きしたいことがありまして。今後のYouTube生活に関わる内容です」と本編がスタートした。

 本動画では、まず最近の動画投稿の頻度が少ないことについて「8月にほぼ毎日投稿をして、再生数も多く獲得できたため燃え尽きた」と理由を明かし、視聴者に謝罪している。9月と10月にYouTube以外の仕事をメインにしていたことも、投稿頻度が下がっていた理由のようだ。

 11月からは再度YouTubeの活動に力を入れていくため、今回は視聴者に編集方法のあり方として「文字起こし」の是非を問うとのこと。はじめしゃちょーは、音声がなくても見やすいように、1年ほど前から全ての文字を動画内に記載している。本編内では5〜6年ほど前のコンテンツも公開しており、明らかに昔の動画の文字数が少ないことが見て取れた。

 はじめしゃちょーいわく、「文字起こしがあると編集がエグい」らしく、「セリフの全てを文字に起こすとかなり動画が出せなくなる」と語った。8月にはスタッフを増やして5〜6人で編集を行なっていたが、はじめしゃちょーのこだわりが強いこともあり、学習コストに時間がかかってギリギリの状態での運営だったらしい。

 その後は、「文字起こしがなくなれば、動画が4倍ほど増えると思います。けっこうガチ」と、意見を述べている。はじめしゃちょーは他のYouTuberと比較しても、ビジュアルで視聴者にインパクトを与えられる企画を採用しているため、文字が本当に必要なのか疑問に思っている様子も見受けられた。自身の動画について、「話すというよりも見せる動画なので絵力は強い」と本動画内で明かしている。

 最後には、「オレはどっちでもいい。見てくれるのはみんななんで、やっぱりみんなの意見も聞いておきたいなっていう感じです」と視聴者に発信。どちらが良いのか意見がある場合は、動画のコメント欄に投稿してみるのも良いだろう。

 はじめしゃちょーは今回の動画内で、「ゆっくりできたしネタもそろそろ溜まってきたので、YouTube復活しようと思います」と意気込みを話している。文字起こしがあるかないかに関わらず、今後の大胆な企画にも引き続き注目が必要だ。

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