車系YouTuberが煽り運転の被害を報告 事態の全貌とその後の対応も公表
2022年10月30日、車関連の動画を投稿している、まさるTV車チャンネルmasaruが煽り運転の被害を報告した。
「高速道路で強制停車させられました。」とタイトルにつけられた本動画では、多くの車が通行している阪神高速で車を停車させられる瞬間を公開している。三車線の中央を走っていたまさるの車が、合流ポイント付近でトラックを追い越すために右側に車線を変えようとした際、SUBARUの白い『WRX』が後ろから速度を上げて前に出た。そのまま車は停車したため、まさるの車もその場で停めざるを得ない状況になっている。
その後は白い『WRX』から男性が降車し、まさるの車まで近づいてくる。男性は「どういうつもりかな」と言葉を発するが、まさるは「何がですか?子供乗ってるんですよ」と終始毅然な態度で対応した。男性が車の窓を力づくで開けようとする場面も見受けられ、車が多く通っている阪神高速で危険な事態になるかと思われたが、すぐに男性は自分の車に戻っていった。
動画の中盤では当時の状況をまさる自身が説明。久しぶりに朝から家族で出掛けていた土曜日だったらしく、「今でもまだ頭の中が真っ白です。あのような状況になるとテンパりますね」と明かしている。後部座席には子どもが座っており、後ろから他の車に追突される可能性もあったため、かなり肝を冷やしたようだ。
今回の事態が発生した理由について明確には分からないと話しているが、まさるが高速道路でトラックを追い抜く際、男性が乗っていた車もトラックを追い越そうとしていたため、腹を立てて停車させたのではないかと推測している。コメント欄では、「このご時世でこの挙動をやるのがマジで凄い」など、煽り運転に対する否定的な意見が多く寄せられていた。
また、本動画では今後の対応について検討中とのことだったが、後日投稿された動画では警察への届出やメディアへの情報提供を行なったと明かされている。後の動画では、警察に捜査をしてもらう場合、ドライブレコーダーの映像が大切で、事態前後の状況も分かるようにデータを残しておくべきだと視聴者に伝えた。
煽り運転など危険な車の扱い方は近年特に問題視されているが、実際に被害にあった場合、身動きができない状況で混乱してしまう可能性は高い。緊急時の対処について事前に検討しておくとともに、後の対応も滞りなくできるように、予備のドライブレコーダーなど準備を徹底しておくべきことが今回の事態から学べる。私たちも他人事とは思わず、被害に遭う可能性があることを受け止めて、危機回避のために工夫をしておくことが大切だ。