”世界でもっとも隔離された小屋”に海外YouTuberが宿泊 命にも危険があるその小屋の正体は?

 海外の人気旅行系YouTuber「Yes Theory」(チャンネル登録者数789万人)が、”世界でもっとも人里離れた小屋”に50時間滞在する動画を投稿した。該当の動画は、2022年10月3日公開の「50 Hours in the Most Isolated House on Earth」だ。

50 Hours in the Most Isolated House on Earth

 ”世界でもっとも人里離れた小屋”とは、アメリカのワシントンにあるノースカスケード国立公園にあるカースケード山脈の頂の上にぽつんと建設されている。断崖絶壁の上に建てられており、足下の崖が崩れれば小屋ごと倒壊するので、どう見ても非常に危険だ。動画によると、1930年代に森林火災を警告するために建設されたものの、理由は不明だが4年間しか使用されなかった。その後、ボランティアによってこの小屋は保全されており、現在に至るという。

 まず、この断崖絶壁の小屋に行くためには、山を登らなければならない。まず、自転車を1時間ほど漕ぎ、道の途中にある山道まで進む。そこからは山登りになるのだが、一般登山客用に舗装された道には見えず、一歩足を踏み外せば命を失いかねない。

 山登りの末、ほぼ垂直の崖を備え付けられたハシゴで登ると、ようやく小屋にたどり着いた。彼らはこの小屋にたどり着くために、早朝から夕方頃まで移動に費やしており、ようやく到着したことに大きな喜びを見せていた。

 小屋はというと、形はほぼ正方形で、1部屋のみとなっており簡素。中にはベッドやソファなどいくつかの家具が置かれている。驚くことに、本当に崖ギリギリの場所に場所に建っており、何かの拍子に足元の崖が崩れてしまえば、小屋の中にいる人の命はないだろう。ただ、苦労の末にたどり着いた小屋の中には特にレジャーを楽しめるようなものはなく、特に何もすることがなかったのが、少し悲しいところだ。

Solo Night in Most Dangerous Watch Tower

 ちなみに過去、別の海外のYouTuber(Drew Simms)がこの最も隔離された小屋まで山登りし、宿泊する様子を動画で公開している。冒頭の動画とは異なり、ほとんど人の声は入らず、非常にクリアな映像で楽しめる。冒頭の動画もおすすめだが、別の視点から動画を楽しみたい方は、あわせて視聴してみてほしい。

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