“折りたたみiPhone”、熱や光で傷が修復できるように? 新たに取得された特許とは

 米国特許商標庁は9月13日、Appleの「折りたたみ式iDevice」に関する特許取得について公開した。

 デバイスの2つのディスプレイをつなぐ曲げ軸のスリットには、エラストマーという透明で柔軟な素材を用いたディスプレイカバー層があり、へこみや引っかき傷を自己修復できるという。

 まるで人間の皮膚組織のようだが、自己修復は熱、光、電流、その他の外部刺激で開始または促進されるとのこと。

 特許書類の図面には折りたたみ式iPhoneのようなデバイスが確認できるが、iPadやMacBookにも応用できる技術だ。

 折りたたみ式スマホは他のメーカーから世に出回っており、ガラケーにも折りたたみ式があったため想像しやすいだろう。

 アナリストのMing-Chi Kuo氏は、初代の折りたたみ式iPhoneは、8インチ前後の巨大なディスプレイを搭載する可能性があり、9インチのディスプレイもテストしているという。開くとスマホというよりタブレットのサイズだ。

 iPadやMacBookが折りたたみ式になると、主な違いはサイズのみで構造は酷似してくるかもしれない。折りたためば今日、私たちが知っているiPad、開けばMacBookのような形状になることが考えられる。

 Appleが折りたたみ式iPhoneの開発を行っているという情報は、これまでにも漏れ伝わっている。海外の専門家は、Appleが2024年か2025年ごろに折りたたみ式 iPhoneをリリースする可能性があると予想している。

 iPhoneは年を追うごとに機種が増えている。数年後には選択肢がさらに増える可能性があり、これはiPhoneユーザーには朗報だろう。

(画像=YouTubeより)

(source)
https://www.patentlyapple.com/2022/09/apple-has-won-a-patent-for-a-future-folding-device-with-a-self-healing-display-that-could-hide-scratches-dents.html
https://www.tomsguide.com/news/iphone-flip-everything-we-know-about-apples-foldable-phone-plans
https://www.youtube.com/c/Technizoconcept/videos

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