『今日好き セブ島編』4話ーーゆうじろう、じゅりに“フライング告白”! その結果は……

ゆうじろう、“人生が変わるくらいの決断” じゅりへの告白の結果は?

 愛しのじゅり(三浦寿莉)を“最後の2ショット”に呼び出したゆうじろう(上野裕次郎)。前回の『小夏編』からの時間を振り返り、その上での一言目は「全部思い出す」だった。なぜ、“全部思い出す”のか。「じゅりを初めて見たときに、自分のなかで旅の目的と目標が見えた気がして」。なぜ、こんな真剣な話をしているのか。答えは簡単で、ゆうじろうがじゅりに「これから告白させてほしい」から。

 その想いは、すでにじゅりの手元にあった。ゆうじろうが『セブ島編』出発時、誰よりも先にじゅりに渡した一通の手紙。旅が終わった際に開いてほしいと告げられていたが、そこには「僕だけのローズへ 出会ってくれてオリゴ糖! 大好き」と綴られている。じゅり自身の口癖や、この旅での思い出を凝縮した、短い手紙。すべての伏線回収のよう。もう、ゆうじろうは“全部”してしまう。“全部をやる男”なのだ。

 告白の言葉は「これからじゅりの隣で、オレはもっともっと幸せを感じさせてほしいし、オレの隣でじゅりを幸せにします」「だから、オレが先に死ぬまでずっと一緒にいてください」。有言実行の“フライング告白”。目下のカップル成立だけでなく、その先の何年、何十年先の幸せな未来まで見据えた言葉だが、その結果は……じゅりは迷いなく、ゆうじろうの手を握る! なんと、カップル成立を果たしたのだ。

 ゆうじろうの「やっと捕まえた」という想いのこもった言葉、スタジオメンバー全員の驚きように表れていたが、直前までのこたろう(蓮池虎太郎)×じゅりの2ショットの流れも踏まえると、大方の予想を裏切る展開といえるのでは。加えて、ゆうじろう×じゅりは『小夏編』から数えて5日目でカップル成立となったほか、当時こそ3泊4日の旅の3日目夜で成立したため、通常の2泊3日のシーズンから考えると若干は異なるのだが、こうした“フライング告白”が成立したのは、2021年夏の『向日葵編』以来。本当に久しぶりで、サプライズな出来事なのである。

 興味深かったのは、ゆうじろうがカップル成立後、じゅりを想うキモチが強すぎるあまり、“振られたのでは?”と勘違いするくらいにダウナーな様子を示していたこと。歩いていても座り込んでしまうし、カップル成立直後も「もうヤバい、もうヤバい、もう死ぬ」と、喜びの噛み締め方が独特だった。それでも、ふたりで思い出のメリーゴーランドに乗るころには、彼の顔にも再び笑顔が。そもそもカップル成立して、1秒後には世界有数の観光地にいるという信じられないロケーション。これもまた、ゆうじろうがこの場所で告白をした特権なのかもしれない。

 改めて、ゆうじろうとこたろうが『今日好き』参加前から親友同士であり、そんなふたりが同じ女子を追いかけるという関係性の複雑さを含めてだろう。“恋愛見届け人”の井上裕介(NON STYLE)曰く、今シーズンはまさに「今日好き THE MOVIE」。だが、激動の展開はまだ続いていくーー。

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