日本女子×韓国男子の恋愛はうまくいく? 韓国人気No.1恋愛番組の日本版『HEART SIGNAL JAPAN』への期待

 韓国の人気No.1恋愛番組が、ついに日本に上陸。2017年に韓国でシーズン1が放送され、大きな話題を集めた『HEART SIGNAL』の日本版『HEART SIGNAL JAPAN』が、8月24日よりABEMAで放送がスタートする。

 本作は、シェアハウスに集められた男女が、共同生活をするなかで発展していく恋模様を追った恋愛番組。よくある設定ではあるが、大きく異なるのは、メンバーたちにさまざまなルールが課されていること。

 一般的な恋愛番組は、言葉を通して相手にアピールをすることが多いが、『HEART SIGNAL』では、直接的に想いを伝えることができない。“好き”という気持ちは、行動や仕草などの“シグナル”を通して、間接的にアピールしなければならないのだ。「好き」や、「愛してる」などの言葉なしで、自分を売り込んでいくメンバーたちを見ていると、勉強になる部分がある。

 その“シグナル”は、ただ学びになるだけのものではない。実は本作いちばんの醍醐味は、この“シグナル”を元に、メンバーたちの恋の矢印である“ラブライン”を考察していくことなのだ。シェアハウスに集まったメンバーたちは、毎晩0時になると、気になる異性にメッセージを送信する。視聴者も、スタジオにいる“予想団”とともに、誰がメッセージを送ったか? を読み解いていく。いわゆる、視聴者参加型の恋愛番組というわけだ。

 近年、“考察”というのはエンターテインメントのひとつの型を作っている。ドラマでは、ブームの火付け役になった『あなたの番です』(日本テレビ系)や、『真犯人フラグ』(日本テレビ系)、4月期放送の『マイファミリー』(TBS系)など、「犯人は誰!?」と考えながら、世界観に没入できる作品が人気を博している。その流行は恋愛番組にも派生し、恋をしない“嘘つきオオカミ”を当てる『オオカミくんには騙されない』シリーズを筆頭に、SNSなどで視聴者の考察がリアルタイムで発信されているほどだ。

 同じく考察が番組の肝となってくる『HEART SIGNAL』。一瞬でも目を離せば、メンバーの“シグナル”を見逃してしまう可能性があるため、思わず釘付けになってしまう。韓国の番組でありながら日本で話題になっていたのにも納得がいく。

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