飛行中のヘリコプターに「ぶら下がり懸垂」でギネス世界記録 超高難度の技を実現した海外YouTuberの挑戦に迫る

 オランダの筋トレ系YouTuber「Browney」(チャンネル登録者数219万人)が、低空を飛行中のヘリコプターに掴まって行った懸垂の回数で、ギネス世界記録を達成する動画を投稿した。該当の動画は、2022年8月5日公開の「I Broke The World Record For Most Pullups On a Helicopter」だ。

I Broke The World Record For Most Pullups On a Helicopter

 筋トレに関する動画を日々投稿するBrowneyは「とある男性が、飛行中のヘリコプターのスキッド(地面と接する脚の部分)に掴まりながら、1分間で23回懸垂したギネス世界記録」に目を付けた。この23回の記録を超えるため、実に100日を超える準備期間と、ギネス世界記録に挑戦する様子が本動画の趣旨となる。

 通常の懸垂と異なり、飛行中のヘリコプターで懸垂することは困難を極める。まず、懸垂で掴まるバーが太いため、公園の鉄棒のようにしっかりと手で握れず、通常の懸垂よりも掴まること自体が非常に難しい。さらに、当然ヘリコプターは飛行中に上下左右に動くので、懸垂に使うエネルギーを阻害してしまう。人によっては懸垂23回が少ないように感じるかもしれないが、非常に難易度の高い技だとご理解いただけるだろう。

 また別で、そもそもヘリコプターを用意するのが難しい問題でもあった。こちらのギネス世界記録は人も着地できるようにヘリコプターが低空状態で行われるのだが、安全上の規則で、断られるケースが多かったとのこと。挑戦を諦めようかと考えていたとき、別国のベルギーで挑戦できることが決まった。

 ギネス公式認定員のもと、2人の男性が記録に挑戦。結果、それぞれの1分間の懸垂回数が24、25回と、どちらもギネス世界記録の23回を超えることに成功。彼らの100日以上にも及ぶトレーニングにより結果を達成できた瞬間は、視聴者として非常に感動するシーンだ。コメント欄も「おめでとう!」「ドキドキがとまらなかった!」と、賞賛の声で埋め尽くされていた。

Most pull ups from a HELICOPTER feat. @Browney - @Guinness World Records

 ギネス世界記録達成の瞬間は、YouTubeチャンネル「ギネス世界記録 公式チャンネル」(チャンネル登録者数932万人)の動画「Most pull ups from a HELICOPTER feat. @Browney - @Guinness World Records」でも公開されている。彼らの雄姿と、感動の瞬間に触れたい方は、ぜひ動画を視聴してほしい。

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