ドンキでも買える999円の「防水防塵ケース」の性能は? 防水性・使い勝手を検証

999円の「防水防塵ケース」の性能は?

 夏真っ盛りになりアウトドアを楽しむ人も多いことだろう。川で釣りをしたり海水浴をしたりと冷たい水に触れる機会も多くなる。そうなってくると気になるのがスマホの水濡れだ。スマホの防水ケースは色々なメーカーからも販売されているが、今回レビューするのはオウルテック『ACTIVEGEAR 完全防水防塵ケース』。水だけではなく土や砂など細かい塵からも守ってくれるようだ。早速使ってみよう。

オウルテック『ACTIVEGEAR 完全防水防塵ケース』

オウルテック『ACTIVEGEAR 完全防水防塵ケース』

 『ACTIVEGEAR 完全防水防塵ケース』は株式会社オウルテックが作っている商品だ。本体の他、ネックストラップが付属されている。さらに本体にカラビナがついているため、ネックストラップを使って首からかけたり、パンツのベルト通しなどにつけたりできる。

 『ACTIVEGEAR 完全防水防塵ケース』最大の特徴は「IP68」を取得していることだ。

 これは「粉塵が入らない(耐塵形)」と「継続的に水没(水深30mの環境下に4時間)しても内部に浸水しない(水中形)」という最高水準の基準を満たしていることを示している(ただし、確実に密閉された状態に限る)。スマホを4時間水の中に置いておくことは現実的ではないだろうが、もし水の中に落としてしまってもスマホは守ってもらえるだろう。

 本体のサイズは約205×114×21mmで、対応サイズは約160×81×25mm。

 筆者が使っているiPhone 8は余裕で入る。本体の素材はABS/PVC。スマホを入れる口部分はしっかりとしているが、ケース部分はやわらかい素材だ。縁部分が硬い素材で覆われていないので、破れてしまう可能性が高いように感じる。もしかしたら保管時に小さな穴があいてしまうこともあるので、スマホを入れて使う前に浸水しないかティッシュなどを入れて確認すると安心だ。

操作のしやすさを試してみる

 『ACTIVEGEAR 完全防水防塵ケース』は、クリップを外してスマホを入れるが、口部分は思いのほか小さい。大きく開こうとすると、ケースに切れ目が入ってしまいそうになるので扱いには注意が必要。またケースの素材がPVCなので、スマホの画面がくっついて引っかかってしまい入れづらい。iPhone 8で入れづらさを感じるので、これよりもサイズが大きいスマホはさらに引っかかりを感じてしまうのではないだろうか。ちなみに、スマホを取り出すときも引っかかってしまうので、出し入れに関しては難点があるのは否定できない。

 iPhone 8を入れて操作をしてみたところ、ホームボタンも機能するし、指でタッチすればアプリも反応する。反応速度も遅くないので、操作自体は問題ない。またこのような防水ケースは、種類によってはスマホの横についているボタンが押せないこともあるが、『ACTIVEGEAR 完全防水防塵ケース』はケースの縁が固定されていないのでボタンが押せる。

 さらに水をかけてみたところ、クリップがしっかりと閉じられているので、中に水が入ることはなかった。

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