『ドラ恋~Kiss me like a princess~』11話ーー“最初で最後のベッドシーン”でリンクする気持ち 「ドラマでしか独り占めできない」

 ドラマ最終話『キミのためなら』の主演を懸けた個人戦オーディション。ペア決めは、くじ引きで出た順番通り、その場でペアを組みたい相手を指名していく早い者勝ちスタイルだ。

 みよし(橋下美好)→りくと(松村陸斗)、あかり(松川星)→はっしー(橋本裕太)、りょうすけ(小池亮介)→ゆうき(上大迫祐希)と指名していき、自動的にしおん(鈴木志遠)×ゆあ(白石優愛)ペアが誕生した。

 結果、ドラマ最終話の主演の座を勝ち獲ったのはゆあだった。これまで恋の矢印が向いてこなかったゆあは、自分ではない誰かを想う男性を指名して最後の主役を演じることとなる。主演に選ばれるなり泣き始め、一緒に組みたい相手を指名するのを躊躇する姿が切ない。そんななか、ゆあが選んだのはりくとだ。

 自分がペアに選んでしまったせいでりくとを複雑な状況に追いやってしまっていることを申し訳ないというゆあは、りくとの気持ちを自分に引こうとするのではなく「別の角度で(演技面で)の支え方ができたら」と話していた。ただ、ゆあの気持ちがしおんからりくとに移っていたことを知らなかったみよしは、今回のペア指名は寝耳に水だったようだ。「理解しがたい」と、その意外性と衝撃に混乱し涙を流していた。

 一方りくとは、ドラマ第3話でのみよしとのドラマ主演時に自身の不甲斐なさを痛感したことがトラウマになっているようで「できない自分に絶望してしまったというか。ゆあちゃんとやればなんか変われるかなって」と、お芝居に向き合う怖さとそれを打破できるかもしれない期待どちらについても口にしていた。

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